
日常生活には欠かせないものとしてガス・電気・インターネットの3つのサービスが挙げられます。この、なくてはならない3つのサービスを、東京ガスではなにやら割引いてくれる「トリプル割」というサービスを提供しています。このトリプル割って一体どんなものなんでしょうか?そして本当にお得なのでしょうか?今回は、東京ガストリプル割について紹介します。
目次
東京ガスのトリプル割って?
東京ガスのトリプル割とは、「ガスと電気とネットがセットで安くなる割引サービス」のこと。詳しく説明すると、「東京ガスの都市ガス」と「東京ガスのでんき(ずっとも電気)」を使用し、かつ、東京ガス指定のプロバイダーと光回線インターネットの契約をすることで割引が適用される魅力的なサービスということ。なお、割引額は契約中のプランによって異なりますが、月額料金から100円 〜300円ほどの金額となります。
トリプル割の適用条件
トリプル割の適用には、「東京ガスの都市ガス」と「電気(ずっとも電気)」の両方の契約をし、かつ指定のインターネット回線プロバイダの契約もしている必要があります。この3つが必要で、特にガスも電気も両方というところがポイントです。例えば、電気は「ずっとも電気」を契約していてもオール電化のためガスの契約がない場合や、地域によっては都市ガスが使えずガスはLPガス(プロパンガス)を利用している場合などは適用対象外となります。ちょっと不公平ですね。
東京ガスのトリプル割が適用となるプロバイダは?
〈サービス名称〉
・AsahiNet光
・エキサイト光
・ビッグローブ光
・DTI光
・OCN光
・ぷらら光
・So-net光プラス
・@nifty光
何か気が付いた読者の方もいるでしょう。NURO光やauひかりが適用対象に入っていないですね。そう、全てフレッツ光との光コラボであるということです。フレッツ光ではないNURO光やauひかりの光回線は、独自の回線を利用していいるので、NTTの光回線であるフレッツ光ではないのです。そのためトリプル割の適用とはなりません。ご注意ください。
また、インターネット契約と東京ガスの契約住所が同一でなければトリプル割は適用されません。契約者が同一であっても、インターネット回線の契約住所と東京ガスの契約住所が同一でなかった場合にはトリプル割の適用対象外となります。注意しましょう
例:ビッグローブ光の料金はトリプル割適用でいくら?
ここまで紹介してきたように、トリプル割が適用されると東京ガスのガス代・電気代が割引されるのではなく、インターネット回線のの方の料金が割引となります。実際、トリプル割が適用されるとどのように割り引かれるのかビッグローブ光を例にとり、表にまとめてみました。まずはビッグローブ光のトリプル割適用によって割引される額からです。
ビッグローブ光 ファミリータイプ | ビッグローブ光 マンションタイプ |
---|---|
月額割引額 300円 | 月額割引額 200円 |
一戸建てで契約したの場合、ビッグローブ光は「ファミリータイプ」というプランとなります。ファミリータイプの場合はトリプル割適用で300円/月の割引となります。一方、集合住宅(マンション)で契約の場合、ビッグローブ光は「マンションタイプ」というプランとなります。マンションタイプの場合はトリプル割適用で200円/月の割引となります。続いて、トリプル割が適用された時のビッグローブ光の月額料金です。
ビッグローブ光 月額料金 | ファミリータイプ (一戸建て) | マンションタイプ (集合住宅) |
---|---|---|
2年契約 | 5,180円 ↓ 4,880円 | 4,080円 ↓ 3,880円 |
3年契約 | 4,980円 ↓ 4,680円 | 3,980円 ↓ 3,780円 |
トリプル割が適用されると、ビッグローブ光の月額料金は上記表のように割引されます。見ての通り、ビッグローブ光には「2年契約」と「3年契約」タイプがあります。契約期間が長くなる3年契約の方が2年契約と比べると、元々の月額料金が安いのが特徴です。3年契約の方がお得ですね。
ここでは例としてビッグローブ光を見ましたが東京ガスの提携プロバイダは、何もビッグローブだけではありません。しかし、注意してほしいことがあります。OCNやぷららといったNTTグループのプロバイダは、すでにOCN光・ぷらら光を利用中である場合には東京ガストリプル割を適用させることができないのです。しかし、他のプロバイダならすでにプロバイダ光(ビッグローブならビッグローブ光)をすでに契約している場合でも、東京ガストリプル割を適用させることができます。
東京ガスのトリプル割の申し込みの流れ
東京ガスのトリプル割りの申し込みは3タイプに分かれます。「まだインターネットを契約していない場合」、「すでにフレッツ光は契約済でプロバイダー契約は別途している場合」、「上記のプロバイダーと既に光コラボ契約している場合」で申込みの流れが変わります。
まだインターネットの契約をしていない場合
まだ、インターネット契約をしていなくても東京ガスのガス・電気セット割を申し込んでから、トリプル割を申し込むことが可能。そして、ここでひとつ工夫しましょう。これから新規で光回線のインターネットを申し込む人は、必ず代理店から申し込んでキャッシュバックキャンペーンなどを利用してお得にインターネット契約をしてからトリプル割を申しこむべきです。その場合は、キャンペーン内容の良い代理店NEXTでビッグローブ光を選択するのがおすすめです。
すでにフレッツ光契約済の場合
すでに、フレッツ光の契約は済んでいて、別途、プロバイダー契約をしている場合は、東京ガスのトリプル割を適用させるのに、フレッツ光とプロバイダーがセットになった光コラボへと切り替えることが必要です。いわゆる転用です。まず、東京ガスの「ガス・電気セット割」を申し込み、その後「東京ガスのトリプル割」のフォームにすすみ、東京ガスとの契約情報を入力後、希望するプロバイダーを選びます。その後、プロバイダからの指示に従って手続きを進めます。なお、手続きの際には、NTT東日本に「転用承認番号」を取得する必要がありますので忘れずに。
すでに光コラボを契約している場合
すでに上記の指定プロバイダと光コラボのインターネット契約をしている場合は、東京ガスの「ガス・電気セット割」を申し込んだ後に、契約中のプロバイダーに申請をすれば手続きは完了。簡単ですね。ただし、先ほど少し触れましたが、同じ光コラボでも残念ながら「OCN光」と「ぷらら光」においては、トリプル割の対象外です。この際、ビッグローブ光や@nifty光などに代理店から乗り換えて、お得な特典をもらい、なおかつトリプル割を適用させるのもいいかと思います。その方がお得な気がします!
そもそも東京ガスの電気料金は安いのか?
さて、今回は東京ガスのトリプル割の紹介をしているわけですが、そもそも東京ガスの電気代って安いのでしょうか?東京ガストリプル割引の適用で、インターネットの月額料金が割り引かれるということはわかりました。しかし、これはガス代や電気代が割り引かれるわけではありません。確かに光熱費として、トータルで考えれば割引されてやすくはなっているので、お得にはなっているので不満があるわけではないのですが、素朴な疑問として東京ガスの電気代って安いのか?検証して見たいと思います。なので、興味のない人はこの項目は飛ばしてくださいね。
東京ガスの電気代
基本料金は以下の表の通り。メジャーな東京電力と東京ガスの電気代を比較して見ました。電力量料金(使った分だけ加算される金額)では、やはり東京ガスの方がお得な料金になりました。
契約電流 | 東京ガス | 東京電力 | |
---|---|---|---|
月の基本料金 | 10A | 280.80円/1契約 | 280.80円/1契約 |
15A | 421.20円/1契約 | 421.20円/1契約 | |
20A | 561.60円/1契約 | 561.60円/1契約 | |
30A | 842.40円/1契約 | 842.40円/1契約 | |
40A | 1123.20円/1契約 | 1123.20円/1契約 | |
50A | 1404.00円/1契約 | 1404.00円/1契約 | |
60A | 1684.80円/1契約 | 1684.80円/1契約 | |
電力量料金 | 第一段階 (~120kWh) | 19.49円/1kWh | 19.52円/1kWh |
第二段階 (120kWh~300kWh) | 24.89円/1kWh | 26.00円/1kWh | |
第三段階 (300kWh~) | 26.99円/1kWh | 30.02円/1kWh |
ここに、東京ガスのガスと電気をセットで使うことに対する割引が入って来るようです。なお、表の金額は税込です。
プラン | ガスと電気のセット割の割引内容 |
---|---|
ずっとも電気1S | ガス・電気セット割(定率A):毎月の電気料金から、0.5%を乗じた額が割引 |
ずっとも電気1・2・3 | ガス・電気セット割(定額A):毎月基本料金から270円割引 |
ガスと電気のセット割を適用することで、電気代が更に割引される、という仕組みですね。ちなみに、一般家庭の電気料金プランが、ずっとも電気1S(一人暮らし向け)・ずっとも電気1(ファミリー向け)。ずっとも電気2というのが、商店や事務所・飲食店など店舗などを対象としたプランのようです。
さらにパッチョポイントが貯まる!
また、東京ガスのWEB会員サービス【myTOKYOGAS】に登録すれば、パッチョポイントというものを貯めることができます。
この、パッチョポイントとは、電気料金と連動したポイントで、毎月の利用料金に応じてポイントが増えていくものです。貯まったパッチョポイントは、東京ガスのキャラクターであるパッチョ・電パッチョのグッズと交換したり、提携しているポイントサービスに交換することができます。また、交換するだけでなく寄付したりすることも可能なのもいいですね。
〈ポイント提携先〉
・dポイント
・Ponta
・nanaco
・T-POINT
・WAONポイント
・楽天ポイント
・Miポイント
ずっとも電気1S★ | 電気料金1,000円毎に 15ポイント付与 |
ずっとも電気1★ | |
ずっとも電気2 | |
ずっとも電気3 | 対象外 |
ずっともパック割 |
こうしてみると、やっぱりトータルで考えれば安いですね。電気などのインフラは生活に不可欠なものなので、使用することでポイントが貯まっていくのもお得で嬉しいですよね。
まとめ
東京ガスでガスも電気もインターネットもまとめて安くなる「トリプル割」はお得ですね。そして、インターネットは東京ガスからではなく、代理店から申し込むのが、キャッシュバックがもらえるので正解ということもわかりましたね。おすすめのプロバイダと代理店を以下に載せておくのでチェックしてみてくださいね。BIGLOBE光(NEXT)・So-net光(BIGUP)・@nifty光(NEXT)がおすすめです!
☆BIGLOBE光(NEXT)
☆So-net光(BIGUP)
So-net光へのお申し込みはコチラ |
![]() |
★@nifty光(NEXT)