
皆さんは株主優待というものをご存知でしょうか?その会社の株を保有している人に対し、企業側が「うちの株を買ってくれてありがとう」の感謝の意を込めたプレゼントです。実はソフトバンクでも株主優待を受けることができるんです。今回はソフトバンクの株主優待制度について徹底紹介します。
目次
ソフトバンクのインターネット株主優待
ソフトバンクでは株主の人にインターネット料金を割引する「インターネット株主優待」を行なっています。ソフトバンクのネットを利用している一般の個人から法人まで、ソフトバンク株保有者の条件を満たした人すべてに与えられる優待制度です。「優待制度ってなに?」という人にも分かりやすく解説します。
そもそも株主優待ってなに?
まず最初に、株主優待の「株」とは、事業者が会社を運営するのに必要な“資金集めのための証明書”と思ってください。事業者は会社を立ち上げるための資金繰りをしますよね?そのための資金を投資家たちから集めて「確かにお金を受け取りました」という証明書が「株」にあたります。株の正式名称は「株式」と呼び、株式会社は株で成り立っている会社ということになります。
株はただの借用書と言うわけではありません。投資家たちから受け取ったお金を元に会社に利益が出たら、その利益を還元することを約束している役割が株です。つまり、ソフトバンクがよく行っている還元キャンペーンはユーザーへの日頃の感謝ですが、株主優待は投資してくれた人たちへの限定キャンペーンみたいなものです。
接客業で働いた経験のある人はたま~に優待券で支払う人を見たことがないでしょうか?保有株のグループ会社で使える割引券だったり、優待チケットなどが株主優待です。
ソフトバンクのインターネット株主優待は株主への日頃の感謝を示した割引制度なのです。
ソフトバンクの株式優待内容
優待対象 | 優待内容 | |
光回線 | ソフトバンク光、Yahoo! BB 光 | 基本料6ヶ月間割引 |
ワイヤレス | ソフトバンクAir | |
ADSL | Yahoo!ADSL |
割引額一覧表
割引額(6ヶ月間) | ||
戸建 | 集合住宅 | |
ソフトバンク光 | 1,200円 | 950円 |
Yahoo! BB 光(プレミアム) | 1,450円 | 1,200円 |
Yahoo! BB 光(スタンダード) | 1,200円 | 950円 |
ソフトバンクAir | 1,000円 | |
ADSL 50M Revo | 1,490円 | |
ADSL 50M | 1,490円 | |
ADSL 26M | 1,390円 | |
ADSL 12M | 1,190円 | |
ADSL 8M | 990円 | |
バリュープラン 50M | 1,035円 | |
バリュープラン 12M | 372円 |
インターネット優待の名前から大方の予想通り、優待内容はソフトバンクのネット基本料の割引となります。割引期間は6ヶ月間=半年となかなか長期に渡る割引期間です。ソフトバンク光は割引が基本的にはないので、ネットユーザーの株主さんにはちょっと嬉しい内容です。
対象のネットはADSLも対象となっていますが、近い将来のサービス終了を考えるとソフトバンク光に乗り換えておいたほうが個人的にはお得です。
おすすめ申し込み窓口 | |
ソフトバンク光 | ソフトバンクAir |
インターネット優待適用の注意事項
インターネット優待は株主の人を対象にした優待制度ですが、ただ株をもっているだけでは割引は適用されません。いくつかの注意事項と適用条件をチェックしていきましょう。
割引適用条件
- 受付期間:2018年12月7日~2019年5月31日
- 2018年9月30日時点の保有株式数が100株以上の株主かその家族であること
- 割引対象のネットを利用していること
- 株主本人とネットの契約者が同じであること
- 株主名簿に記載されている住所とネットが同じであること
- 受付期間内に優待申し込みをする
- ネットと優待の同時込みの場合、申し込みから6ヶ月以内に開通
- 前回適用者は2018年11月30日までに条件を満たしていれば自動適用
株主優待券と違って形のないインターネットは申し込み手続きが必要です。ただし、前回の株主優待を受けていて2018年11月30日までに上記の条件を満たしている人は自動的に優待割引が適用されます。途中で保有株数や名義の変更をした場合は再度申し込みが必要になるので忘れないようにしておきましょう。
優待申し込みは専用サイトで手続き!
※画像はソフトバンク公式サイトより引用
インターネット優待の申し込みは「株主優待登録サイト」のページより行ないます。いつもみたいにMy SoftBankではないので間違えないように専用ページに向かいましょう。
必要な登録情報
- 「中間配当金計算書」に記載されている「株主番号(8桁)」
- 「S-ID」「Yahoo! JAPAN ID」「ユーザーID」のいずれか
- 「パスワード」
株主優待登録サイトへの申し込みは対象のネットを開通後に行ないます。申し込み前のフライングは受け付けないので、開通前の人は焦らず開通してから申し込んでくださいね。専用サイトはソフトバンク公式の株主優待ページから入れます。
登録時に必要な情報は上記の3点セット。S-IDはソフトバンク光とソフトバンクAirの専用IDなので必須です。
株式優待を確実に受けるための株の豆知識
すぐ光子
株主優待を受けるためにはどうしたらいいの?
株を保有する人には今更なことかもしれませんが、株式優待の権利=株式優待を得るためには期日までに指定の株数を保有しておく必要があります。インターネット優待の場合だと100株以上が必要になるわけですね。
さて、この期日について3つの専門用語が登場します。
権利を得るには確定日の3日前までに株を揃える
確定日の3日前までに100株以上必要です
すぐショップ店員
権利付き最終日 | 権利確定日の3営業日前 |
権利落ち日 | 権利付き最終日の翌営業日 |
権利確定日 | 株主名簿への記載日 |
株式権利の期日を挟んだ2つの権利付き最終日と権利落ち日、そして確定した日の権利確定日。細かいことは省きますが、権利を受けるには確定日の3営業日までに保有株を揃えておく必要があります。
「確定日までに揃えればいいや」と考えて当日を迎えた場合、思惑とはまったく別の結果が待ち受けています。なぜかというと、事務員による株式の手続きや整理にかな~り時間を掛けるわけです。そのための猶予期間として確定日前に空白日を作っておくのです。株をもっている人は権利確定日に晴れて株主になります。
夏休みの宿題を8月31日にやるタイプの人は特に気をつけましょう。
ソフトバンクの権利確定日は3月
権利確定日は特に決まっていませんが、日本国内の企業は3月と9月が行われることが多いです。ソフトバンクも3月に定めており、2018年は3月27日に第33回株主優待が確定しています。これを基準に考えてだいたい毎年3月になれば優待株主の時期だと覚えておきましょう。
株主優待権利の確定日は毎年3月と9月の後半です
すぐショップ店員
ソフトバンク携帯電話の株主優待も受け取ろう!
察しの良い人はお気づきでしょうが、ソフトバンクは携帯電話の優待制度も実施しております。適用条件もネットを携帯電話に差し替えただけなので、軽く要点だけを説明します。
優待内容 | |
携帯電話 | 基本料金最大6ヶ月間1,000円割引 |
タブレット | 基本料金最大6ヶ月間500円割引 |
ワイモバイル | 基本料金最大6ヶ月間500円割引 |
去年までと今年ではソフトバンクの契約プランに違いがありますが、リニューアル後も基本的には変わっていません。むしろシンプル化したことでさらに分かりやすくなっていますね。ワイモバイルもソフトバンクグループなので、もちろん割引優待を受けることが可能です。
最大6ヶ月間なのもインターネット優待と共通なので覚えやすいのもポイントです。
インターネットだけでなく、スマホも株主
優待が受けられます。
すぐショップ店員
ソフトバンクの優待制度まとめ
- ソフトバンクの対象のネットかモバイル回線を利用している
- 契約者と同一名義で100株以上保有
- 株主の家族の保有株も対象
- 権利確定日は3月下旬(それまでに上記を満たす)
- 申し込み手続きは公式専用サイトから!
ソフトバンクの優待制度をざっとまとめるとこんな感じです。インターネットとスマホ・タブレットの優待もまとめてみましたが、だいたい共通しているのでこの認識でほぼ間違いありません。ソフトバンクユーザーの株主さんはもれなく権利を受け取ってくださいね。
代理店申し込みからも優待制度を受けられる
知ってる人は少ないと思いますが、ソフトバンクの代理店ではこっそりと公式特典を受けることができます。今回の優待制度は条件さえ満たせばネットとの同時申し込みからでも受けられます。もう分かりますよね?代理店から申し込んでキャッシュバックと優待制度を同時に受け取ろうという作戦です。
ソフトバンク公式では乗り換え以外でのキャッシュバックは2018年12月現在は実施されていません。普通に申し込むだけではそれでおしまいですが、どうせなら代理店から申し込んでさらにお得にソフトバンクを始めようというお話です。
上記の代理店NEXTではオプション不要で手続きも楽々、分かりづらい公式キャンペーンの案内もしてくれるので初めての人でも安心して頼れる代理店さんです。
ソフトバンク株を保有する人への日頃の感謝でもある優待制度はソフトバンクからのプレゼントです。代理店も利用して、もらえるものは余すことなく全部いただいてしまいましょう。