
「マンションで光回線に入りたい!」
という人は多くても、意外とマンション向けに書かれた記事は多くありません。そこで、この記事ではマンションではどの光回線がお得かを追究していきたいと思います!
目次
マンションは戸建てと違う?
マンションの光回線は戸建てとは料金が異なります。
光コラボ | 月額料金(戸建) | 月額料金(マンション) |
auひかり | 5100 | 3800 |
ソフトバンク光 | 5200 | 3800 |
ドコモ光 | 5200 | 4000 |
ビッグローブ光 | 4980 | 3980 |
フレッツ光 (プロバイダ:ビッグローブ) | 5500 | 3850~4850 |
このように戸建ての場合とマンションの場合では料金に差が出ます。ビッグローブ光は戸建てに関しては他のどこよりも安いですが、マンションとなるとauひかりやソフトバンク光より高くなっています。
このほかにも戸建てとマンションが違う点はいろいろあるので、戸建てとは違う視点から見ていく必要があります。
自分のマンションの一室に光回線を入れようと思ったら、まず3つのことを確認する必要があります。
まず確認すること
①すでに工事されていないか環境をチェック
②工事できるのか大家さんに聞く
③スマホはどこで契約しているか
まず初めに、①「工事されていないか」をチェックします。すでに前の住人が光回線を契約していたりして、工事が済んでいる場合があるので、要注意です。ただ、すでに工事されている光回線に契約しなければいけないかというとそうでもなく「乗り換えキャッシュバック」などのサービスもあるのでよく考える必要があります。
次に②工事できるのか大家さんに聞いておく必要があります。場合によってはマンションの一室だけでなく、ある程度の工事が必要であったりするので大家さんの許可が必要であったりします。
この時点で契約できない光回線がある場合もあるので要注意です。特にauひかりはマンションで利用できない場合があります。
最後に、③自分のスマホをどこで契約しているのかを判断材料にしておく必要があります。au、ソフトバンク、ドコモ、格安SIMの四つが主な契約先だとは思いますが、格安SIMも割引が利くことがあるので要注意です。
マンション光回線の最低条件
ひとまず、どの回線も開通できるものとして考えて、次にマンションの光回線の最低条件を考えていきましょう。
月額料金4000円は切りたい
マンションの光回線の相場は3800円ぐらいであり、大体3000円台になっています。そのため4000円台になってしまう光回線は「高い」と感じざるを得ません。最低条件の一つとして「3000円台の光回線を選ぶ」というのは合理的な視点だと思います。
工事費無料
工事費は大体毎月600円が30か月で合計18000円などがよくある工事費の支払い方法です。ただ、これは現在ではなんらかの形で「実質無料」にしてしまうべきです。「いまどき工事費なんて払っていられない」というわけです。
工事費を実質無料にする方法は二つあります。
①実質工事費無料の月額料金割引
auひかりやビッグローブ光には、「工事費相当額を月額料金から割引」という形で工事費を無料にしています。
たとえば毎月600円×30回の分割払いなのであれば、毎月600×30回割引が適用されるのです。
②キャッシュバックを充てる
次の手段としては、ソフトバンク光などで有効ですが、「キャッシュバックを工事費に充てる」という方法です。たとえばソフトバンク光では工事費24000円で、キャッシュバック金額も相場は24000円なので、相殺することができます。
スマホセット割
最後にはずせないのはスマホのセット割でしょう。先ほども確認しましたが、au、ドコモ、ソフトバンク、格安SIMなどが割引の対象です。また、Y!mobileもソフトバンク光で割引可能です。もちろんauスマホの場合はauひかり、ドコモの場合はドコモ光とセットでなければ割引されませんが、auに関してはビッグローブ光などプロバイダ会社の光コラボでもauセット割が利用可能です。
ランキング
さて、以上の三つを踏まえておすすめの光回線3つを紹介したいと思います!
第1位auひかり
工事費無料 | 有り(ネット+電話) |
キャッシュバック | 52,000円 |
スマホ割引(auスマートバリュー) | 最大-\2000(1世帯10契約まで適用可) |
解約金補助(auひかりスタートアップキャンペーン) | ~\30000 |
月額料金(マンション) | \3800 |
最低条件はいずれもクリア!
auひかりの様々なキャンペーンを受けるために+アルファで必要なのは「ひかり電話」も申し込むことです。ただ、これは毎月500円で済むのでさほど負担にはなりません。
光回線+光電話の2つで契約して初めて
「工事費実質無料」
「auスマートバリュー」(スマホ割引)
を受けることができます!
月額料金も4000円を切っている標準的な料金なので、最低条件はいずれもクリアしています。
キャッシュバックが高額!
その他のサービスも紹介しましょう。
まずは、光回線+光電話の2つで契約するとキャッシュバック金額は48000円になります!光回線だけの契約でもキャッシュバックはもらえますが、料金は減額します。
次に、解約金補助もあります!他の光回線(たとえばフレッツ光)やプロバイダから乗り換えをする場合は契約更新月(違約金がかからない月)に乗り換えない限り、「解約金・違約金」が発生してしまいます。しかし、auひかりに乗り換える場合、条件さえクリアすれば最大30000円までauが負担してくれるのです。
マンションに住んでいる人にもおすすめの光回線です!ただ、auひかりは、現在シェアNo.1のフレッツ光を利用した光コラボと違い、マンションでは設置できない場合もあるようです。
第2位ソフトバンク光
工事費 | ~\24000 |
キャッシュバック | 33,000円 |
スマホ割引(おうち割) | 最大-\2000(1世帯10契約まで適用可) |
解約金補助 | ~\100000 |
月額料金(マンション) | \3800 |
最低条件はなんとかクリア!
月額3800円なので、auひかりと同じく標準的な料金となっています。
ただ工事費無料はないのでキャッシュバックで相殺するしかありません。auひかりみたいに、工事費無料でかつキャッシュバックも高額というわけではありません。
おうち割はソフトバンクスマホ・ケータイ・タブレットとソフトバンク光のセット割ですが、
①「光BBユニット」
②「Wi-Fiマルチパック」
③「ホワイト光電話」or「光電話(N)+BBフォン」or「BBフォン」
の3つの加入が必要となっています。とはいえパック料金で毎月500円の追加なのでauひかりと同じ料金のオプション条件となっています。
解約金補助がすごい
そのほかで目立つのは最大10万円の解約金補助(Softbank あんしん乗り換えキャン―ン)でしょう。違約金や撤去工事費を全額負担してくれます。
違約金・撤去費用 合計 | キャッシュバック金額 |
1~5,000円以下 | [5,000円] |
5,001円~10,000円以下 | [10,000円] |
10,001円~15,000円以下 | [15,000円] |
15,001円~20,000円以下 | [20,000円] |
20,001円~25,000円以下 | [25,000円] |
25,001円~30,000円以下 | [30,000円] |
30,001円~35,000円以下 | [35,000円] |
35,001円~40,000円以下 | [40,000円] |
40,001円~45,000円以下 | [45,000円] |
45,001円~50,000円以下 | [50,000円] |
50,001円~55,000円以下 | [55,000円] |
55,001円~60,000円以下 | [60,000円] |
60,001円~65,000円以下 | [65,000円] |
65,001円~70,000円以下 | [70,000円] |
70,001円~75,000円以下 | [75,000円] |
75,001円~80,000円以下 | [80,000円] |
80,001円~85,000円以下 | [85,000円] |
85,001円~90,000円以下 | [90,000円] |
90,001円~95,000円以下 | [95,000円] |
95,001円以上 | [100,000円] |
第3位ビッグローブ光
工事費無料 | 有り |
キャッシュバック | 35,000円 |
スマホ割引(auセット割/auスマートバリュー/光☆SIMセット割) | 最大-\1200(auセット割) 最大-\2000×10(auスマートバリュー) 最大-\300(光☆SIMセット割) |
月額料金(マンション) | \3980 |
最低条件は楽々クリア!工事費無料は簡単
他の二つに比べビッグローブ光は工事費無料のために光電話と契約したり、キャッシュバックを充てたりしなくて済みます。
また、スマホのセット割も三種類もあり、光電話に入っていなくてもauの割引、auセット割を利用することが出来ます。
ただ、マンションの月額料金は他の二つと高くぎりぎり4000円を切っている形です。
ビッグローブ光は3つのスマホ割引キャンペーン!
キャッシュバックが高いこともビッグローブ光のメリットですが、3つのスマホ割引キャンペーンはかなり特徴的です。随分ややこしくなってしまっているので少し整理しましょう。
条件 | 対象 | 割引金額 | 最大割引可能数 | |
auスマートバリュー | 光回線+光電話 | auスマホ・ケータイ・タブレット | 500~2000円 | ×10 |
auセット割 | 光回線 | auスマホ・ケータイ・タブレット | 500~1200円 | ×1 |
光☆SIMセット割 | 光回線 | ビッグローブSIM | 300円 | ×1 |
auスマートバリューは割引金額はかなり高いのですが、光電話の契約が必要です。auセット割と光☆SIMセット割は割引金額は比較的低いですが、光回線のみの契約で割引可能です。
ただ、マンションに関しては一人暮らしの人も多いと思うので、割引可能数は複数あっても全く意味はありません。そのため割引金額が2000円に達する高額プランで契約していない限り、auセット割を適用したほうが合理的かもしれません。
まとめ
マンションの場合、月額料金が戸建てと異なるため違った視点から光回線を調べる必要があります。
まず環境を調べ、自分にあった光回線を「月額料金」、「工事費」、「スマホセット割」の三観点から見ていくと、ベストな光回線に出会えると思います!