
「格安スマホにすると毎月のスマホ代の請求が安くなる」と、言いますが実際のところどうなんでしょうか?今回は、マルチキャリアMVNOとして話題となっているmineo(マイネオ)について紹介します。今までの大手キャリアのスマホ契約と比べて本当に安いの?という疑問が解消されるお手伝いになれば幸いです。是非、参考にしてみてくださいね!
目次
mineoってなに?
mineo(マイネオ)は、関西電力グループのeo光などでおなじみの(株)ケイ・オプティコムが提供している格安スマホで、充実したサポートとサービス内容がウリのMVNOです。
mineo(マイネオ)のポイント
①キャリアで買ったスマホをmineo(マイネオ)で使用可能
②ドコモ・au・ソフトバンクから好きな回線の格安SIMを選択OK
③電波もきちんと繋がる
④データの繰越やシェアサービスの充実
①キャリアで買ったスマホをmineo(マイネオ)で使用可能
mineo(マイネオ)では今まで使っていた大手キャリアで購入したiPhoneやAndroidをそのまま使えます。新たに買いなおす必要が無いのは助かりますね。使い方も簡単で、いままで使っていたSIMカードを抜いて、かわりにmineo(マイネオ)のSIMを挿すだけでOK。なお、mineo(マイネオ)が動作を確認している端末については、mineo公式サイト内の「ドコモプラン対応端末一覧」、「auプラン対応端末一覧」からチェックできます。もちろん、iPhoneも使うことができますよ。ただしmineo(マイネオ)でiPhoneを使うには手続きが必要なので公式サイトをきちんとチェックしましょう。
②ドコモ・au・ソフトバンクから好きな回線の格安SIMを選択OK
格安SIMの会社によってはdocomo回線のみやau回線のみしか提供していないことが多いですよね。そのため、例えば今までau回線を利用していた場合には、今まで使っていた端末が使えなくなってしまうこともあります。しかしmineo(マイネオ)では、docomo回線とau回線、ソフトバンク回線のいずれも使えるので、自分の都合に合わせて回線を決めることができます。
③電波もきちんと繋がる
そもそもmineo(マイネオ)の回線は、auとドコモの回線が使われています。そのため、電波が届く範囲は基本的には変わりません。mineo(マイネオ)にしたからといって電波が悪くなることはほぼほぼないでしょう。
④データの繰越やシェアサービスの充実
mineo(マイネオ)では家族で余ったデータ量を分け合えるパケットシェアと呼ばれるものがあります。決まったデータ量を使い切らない時に、家族で分け合って使うことができる仕組みです。このパケットシェアができるのは前の月に余った繰越分のみになるので、今月分がシェアされることはありません。そのため、自分以外の家族がデータ量をたくさん使ってしまった時も、前の月に余って繰り越されたデータ分のみがシェアされて使われるので、自分の使う今月分のデータがなくなってしまうということがないのです。なお、パケットシェアは、データプランとは別に申し込みが必要ですよ。
ユニークなサービス:mineoのフリータンク
mineo(マイネオ)独自のサービスで、フリータンクというものがあります。これがとてもユニークな仕組みで、データが余って使い切れない時に他のユーザーにデータを使ってもらうことができるというサービスです。使い方も簡単で、データを使い切れないユーザーが余ったデータ量をフリータンクに入れ、それをデータ量の足りないmineoユーザーに無料で使ってもらうといもの。ちなみに、もらうのは1人月1GBまでですが、毎月フリータンクから1GBもらうこともできます。もちろん料金は無料。これは大変お得ですよね。家族でもなく、mineo(マイネオ)ユーザーというつながりだけで、みんなでデータを分け合えるなんて画期的なサービスだと思います。
mineo(マイネオ)のキャンペーン
〈祝 トリプルキャリア!3つそろって333キャンペーン〉
mineoのデュアルタイプ(音声通話SIM)を新規で申し込むと、利用開始翌月から月額料金が6ヶ月間333円から利用でるというキャンペーンが行われています。しかも、キャンペーンの適用条件はキャンペーン期間中に「mineo(マイネオ)の音声通話SIM(デュアルタイプ)に新規で申し込むこと」のみで、申し込めば自動的に適用されるというユーザーフレンドリーなキャンペーンなんです。
〈人気オプション最大3カ月無料キャンペーン〉
以下のオプションが3ヶ月無料になるキャンペーンを開催しています。
★mineoでんわ 10分かけ放題
★ウイルスバスターモバイル 月額版
★端末安心保証サービス
★mineo安心パック2
特に、オプション無料キャンペーンの中でメリットがあるのは、「10分かけ放題」ですね。「10分かけ放題」オプション料金850円が3ヶ月間0円になるので、かけ放題オプションを試してみたい場合には特に嬉しいキャンペーンでしょう。
気になる料金は?
mineo(マイネオ)の格安SIMの料金は、回線別、SIMの種類で料金が異なります。データSIMは、通話をあまりしない人やネット専用で2台、3台とスマホやタブレットで使う人がにおすすめです。データSIMでもLINEの無料通話やfacebookメッセンジャーアプリでは通話ができます。音声通話SIMはSMSと通話ができるSIMで、こちらならMNP(ナンバーポータビリティ)で元々のキャリアで使っていた電話番号を引き継いで使うことができます。今更、電話番号を変えたくない人は断然こっちがおすすめです。ただし、料金は高めとなりますのでmineo(マイネオ)にする意味があるのか良く考えてから契約しましょう。
〈ドコモ回線の料金一覧〉
ドコモプラン(Dプラン) | 月額料金 | データ量 |
シングルタイプ 〈内容〉データSIM | 700円 | 500MB |
900円 | 3GB | |
1580円 | 6GB | |
2520円 | 10GB | |
3980円 | 20GB | |
5900円 | 30GB | |
デュアルタイプ 〈内容〉通話SIM | 1400円 | 500MB |
1600円 | 3GB | |
2280円 | 6GB | |
3220円 | 10GB | |
4680円 | 20GB | |
6600円 | 30GB |
〈au回線の料金一覧〉
auプラン(Aプラン) | 月額料金 | データ量 |
シングルタイプ 〈内容〉データSIM | 700円 | 500MB |
900円 | 3GB | |
1580円 | 6GB | |
2520円 | 10GB | |
3980円 | 20GB | |
5900円 | 30GB | |
デュアルタイプ 〈内容〉通話SIM | 1310円 | 500MB |
1510円 | 3GB | |
2190円 | 6GB | |
3130円 | 10GB | |
4590円 | 20GB | |
6510円 | 30GB |
〈ソフトバンク回線の料金一覧〉
ソフトバンクプラン(Sプラン) | 月額料金 | データ量 |
シングルタイプ 〈内容〉データSIM | 790円 | 500MB |
990円 | 3GB | |
1670円 | 6GB | |
2610円 | 10GB | |
4070円 | 20GB | |
5990円 | 30GB | |
デュアルタイプ 〈内容〉通話SIM | 1750円 | 500MB |
1950円 | 3GB | |
2630円 | 6GB | |
3570円 | 10GB | |
5030円 | 20GB | |
6950円 | 30GB |
データSIMは、ドコモであっても(Dプラン)もauであっても(Aプラン)料金は同じですね。通話に関してデータSIMは「10かけ放題」オプションは付けられません。でも、LINEやfacebookの無料通話は可能なので問題ないといえば問題ないですね。
一方、音声通話SIMは、ドコモ・au・ソフトバンク、いずれの料金がばらばらです。au(Aプラン)が最も安く、ドコモ(Dプラン)・ソフトバンク(Sプラン)の順に料金が高くなります。ちなみに、音声通話SIMは、「10分かけ放題」オプションを付けられます。
なお、月額料金以外に契約にはその他にかかる費用があります。その内容は、契約事務手数料3000円、SIMカード発行料(Dプラン341円 / Aプラン230円 / Sプラン337円)です。
mineo(マイネオ)ならすぐに解約しても手数料無し!
多くの音声通話SIMは契約から半年から1年以内に解約すると解約手数料が8000円~の解約違約金かかるケースが一般的です。しかし、mineo(マイネオ)の音声通話SIM(デュアルタイプ)ならすぐに解約しても解約手数料は0円です。ただし、音声通話SIMのケースであって、契約から1年以内にmineo(マイネオ)から他の格安SIMや大手キャリアへMNPする場合は、MNP転出手数料が1万円以上がかかります。なお、契約から1年経過するとMNP転出手数料は2000円になります。
mineo(マイネオ)のデメリット
①速度が遅いという口コミが多い
最も大きなデメリットが、速度が安定していないとの口コミが多いことです。特に、平日12:00~13:00は通信速度が遅くなるという口コミが多数あります。また、ドコモプランとauプランは基本的には同じ通信速度とのことですが、実際には通信速度に差がついているようです。なお、空いている時間帯はauプランの方が通信速度が出る傾向がありますが、基本的にはどこもプランの方が速度が安定しているようです。いずれにしても速度が安定しないのって、1番困りますよね。そんな時は、格安の光回線を自宅にひいてコストをかけず快適なインターネット環境を整えるのもひとつの手かなと思います。
②mineo(マイネオ)にはスマホとのセット割がない
通信費を安くするためにはネットとスマホ(格安SIM)をセット割でトータルでお得に使うことがおすすめです。例えば、ワイモバイルならソフトバンク光とのセット割がありますし、ビッグローブモバイルにもセット割があります。しかし、mineo(マイネオ)ではスマホとのセット割がないので、mineoを使うなら業界最安クラスの@スマート光がおすすめです。@スマート光はシンプルな料金体系で無駄なくお得な料金で使用可能ですよ!
まとめ:安さを求めるならmineo+@スマート光が◎
いかがでしたか?格安スマホとしてはmineo(マイネオ)はたしかに安いですね。しかし、手厚いサービスの他社スマホやそのほか格安スマホも要チェックですよ。なぜなら、似たようなサービスの格安スマホなどは沢山存在していますし、インターネットにつなぎ放題で快適な通信速度環境の光回線などがあるからです。特に、インターネット回線に料金の安さを求めるなら、業界最安値と言われ人気のある@スマート光も選択肢の一つとしておすすめです!