
ソフトバンク光では、ソフトバンクあんしん乗り換えキャンペーンというサービスを展開しており、他社からソフトバンク光に乗り換える際に、このキャンペーンに申し込むと、かなり手厚いサービスが受けられるのだとか。
インターネット回線を解約するとなると、タイミングによっては解約金を支払わなければいけなかったり、撤去費用も最悪支払わなければならなかったりと、頭が痛くなる問題ですよね。
「仕方ない…今回は諦めよう」
そう、今まで解約金で乗り換えを諦めてしまった人は、それはそれは数知れず。
それなら尚更、このキャンペーンはチェックしておかなければいけないかもしれません。
しかし、こういったことは何かと適用条件でつまづきがちですから、ご自分が果たして条件を満たしているか、抜かりなくチェックできるように解説させていただきます。
目次
ソフトバンクあんしん乗り換えキャンペーンってなんだろう?
このソフトバンク あんしん乗り換えキャンペーンは、他社のブロードバンド回線からソフトバンク光に乗り換える方に向けて、乗り換え時に発生する解約金や撤去費用を最大10万円まで満額キャッシュバックしてくれる、かなり大盤振る舞いなサービスです。
しかし、こういったキャンペーンには何かと条件がつきまとうものですよね。
さて、一体どの様な条件があるか、これからポイントをチェックしてまいりましょう。
対象期間や特典内容について
まず、2016年4月15日以降の申し込みを対象とし、他社の回線からの乗り換え時に発生する1回線分の解約金や撤去工事費を最大10万円までキャッシュバックしてくれるのを特典としています。
このキャッシュバックは、モバイルブロードバンド回線の端末代金残債も対象に含まれていますが、これに関しては上限金額が42,000円になっています。
気になる適用条件
このキャンペーンを利用するための条件について説明させていただきます。
【申請時に必要となる条件】
①キャンペーンスタート以降(2016年4月15日~)の手続きであること。 ②ソフトバンク光に申し込む段階で他社のブロードバンド回線、或いは モバイルブロードバンド回線をまだ使用していること。 |
【申し込み後に満たす必要がある条件】
①ソフトバンク光に申し込んでから180日以内に課金が始まっている。 ②課金が始まった月から5ヶ月目の末日までに、他社サービスの解約金および撤去費用の金額をチェックできる証明書をコピーし、指定された証明書貼付シートにそれらを貼り付け送付する。 ③上記証明書で確認できる氏名は、ソフトバンク光の契約者と同一か、契約者が異なる場合は苗字が同じであること。 ④上記の証明書用の添付シートには、手続きを行った店舗から配布される封筒と専用用紙を使って郵送する。 ※店頭以外の手続きは後日郵送されるので、それを使用する。 ⑤5ヶ月目の末日時点でサービスを継続利用し、支払い方法の手続きを行い、ソフトバンク光の使用料を支払い期日までに精算している |
ざっくりとポイントをつらつら挙げましたが、さらに要約しますと、
①ソフトバンク光に手続きをし、期限までに継続利用し使用料を支払う
②特典受取には規定に則り、他社の解約金並びに撤去費用の証明する手続きをする
これが最重要点ですかね。
ソフトバンク光に手続きするだけでは、キャンペーンへの手続きは完了しませんので、ご自身で色々アクションを起こす必要があります。
キャッシュバック金額の設定
他社サービス解約の際の解約金と撤去費用の証明書に記載された金額の合計によりキャッシュバック金額が異なります。
適用されるキャッシュバック金額の設定は、以下を参照にされてください。
違約金・撤去費用の総額 | キャッシュバック金額 |
1~5,000円以下 | 5,000円 |
5,001円~10,000円以下 | 10,000円 |
10,001円~15,000円以下 | 15,000円 |
15,001円~20,000円以下 | 20,000円 |
20,001円~25,000円以下 | 25,000円 |
25,001円~30,000円以下 | 30,000円 |
30,001円~35,000円以下 | 35,000円 |
35,001円~40,000円以下 | 40,000円 |
40,001円~45,000円以下 | 45,000円 |
45,001円~50,000円以下 | 50,000円 |
50,001円~55,000円以下 | 55,000円 |
55,001円~60,000円以下 | 60,000円 |
60,001円~65,000円以下 | 65,000円 |
65,001円~70,000円以下 | 70,000円 |
70,001円~75,000円以下 | 75,000円 |
75,001円~80,000円以下 | 80,000円 |
80,001円~85,000円以下 | 85,000円 |
85,001円~90,000円以下 | 90,000円 |
90,001円~95,000円以下 | 95,000円 |
95,001円以上 | 100,000円 |
キャッシュバックを受け取れるタイミングと方法
さて、キャッシュバックを受け取る条件を次々と達成したはいいものの、肝心の受け取るタイミングがいつなのか気になりますよね。
これまで説明した条件をクリアしている場合、課金開始月を1ヶ月目とした5ヶ月目の末日である特典適用確定日の翌月下旬に、送付物受取先とされる住所宛に普通為替が送られます。
つまりソフトバンク光を利用し始めてから、キャッシュバックの受取まで、およそ半年ほどの期間を要するということです。
※特典が送付先不明で返送されてしまう場合、特典を受け取ることが出来ない場合もあるのでご注意を。 |
特典受取に気をつけておくべきポイント
特典を受け取るには、注意しなければいけない点があります。
先述で、
・サービスを継続利用しつつ使用料を払う
・他社解約金や撤去費用などの証明手続きをする
と述べましたが、二つ目の解約金と撤去費用の証明に関して、細かく認識しておかなければいけない部分があります。
まず、特典適用日となる5ヶ月目の末日までに、解約金・撤去費用などの費用の確認が取れる証明書のコピーを送らなければいけないと説明しましたね。
このコピーは、解約金や撤去費用の金額に加え、契約者氏名と機材の設置住所、プロバイダ(或いはサービス名)の確認が取れるもので無ければならず、ソフトバンク光の手続きをした店頭から配布された専用用紙と封筒を使用し、送らなければならなりません。
この際、下記のケースだとキャンペーン対象外となるため、注意しましょう。
①手続きの期限が過ぎた ②送付した書類に不備があった ③以前ソフトバンク光を利用し、解約から6か月以内に再手続きする場合 ④貼付シートを何度か送付した状態での2回目以降となる送付分 |
①~③は、まだ分かりやすい対象外の例ですが、④は、ついウッカリして書類を分けて送ってしまいかねません。
しかし貼付シートは、一つの回線につき1回限りであるため、いくつかに分けて送ってしまうと、最初に送った書類以降は無効とされるので、必要書類をコンプリートしましたら、一つにまとめて送り届けましょう。
補足として、他社回線の解約をする際、開通工事費残債の支払いを求められることがありますが、ソフトバンク光が請け負う解約金と撤去費用に、これは含まれないため、ご自分で支払うことになります。
証明書のコピーの扱いについて
氏名・住所・電話番号・発行日以外に記載された個人情報は、黒く塗りつぶしてから送付しましょう。
送付した証明書のコピーは、必要項目を確認した後、すぐ破棄されます。
ちなみに証明書のコピーは返却されないので、ご注意を。
いかがでしたか?
ソフトバンク あんしん乗り換えキャンペーンがいかにおトクか、そしてキャンペーンを受けるにあたり、何をしなければならないかなど、ご理解いただけたでしょうか?
ソフトバンク光に乗り換えたいのに、契約中のインターネット回線の違約金が足かせになって乗り換えられない…と悩んでおられる方には、まさに持って来いのサービスですよね。
実際その違約金に縛られて、乗り換えるに乗り換えられないという方は、大勢いらっしゃるはずなので、大きな需要があるとは言え、すごく思い切ったキャンペーンですよね。
金額に上限を設けてはいるものの、その上限は10万円までで、解約金や撤去費用の総額が10万円以上もかかってしまうことなんて、まずありませんしね。
全ての手続きが終わって書類が通れば、基本は解約金と撤去費を全てチャラにできるでしょう。
条件には色々気をつけなければいけない点はありますが、この上限額の大きさは、さすがにソフトバンクの思い切りに、ただただ感服してしまいます。
ただし、キャンペーンが予告なく終了することがあると公式サイトに記載されているので、そこのところもご理解いただいた方がいいでしょう。