
「インターネットどうしようかな?」
新しく引っ越ししたり、一人暮らしを始めた学生さんや新社会人になったらまず、この疑問が浮かびますよね。
もはや生活の必需品ともいえるインターネットですが、接続の業者やサービスが複雑すぎてどの業者をチョイスしたらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。今回は、初めて一人でインターネットを契約する! という方に、入門編として、インターネット・特に光回線の仕組みについてご説明します。
目次
おもな回線は3種類
現在一般家庭で用いられている主なインターネットには、以下の3種類があります。
1. ADSL
2. ケーブルTV
3. 光回線
このうち、現時点でもっとも効率的なサービスは「光回線」です。
ADSLはやや古い
かつて一般的であったADSLですが、いくつかの業者ではサービスを終了していたりサポートをすでに終えているところもあったりと、いまでは主要なサービスでなくなりつつあります。また他の2つに比べて速度も遅く、いまや音楽や映画のストリーミング配信を利用する機会も多い中、若干パワーが弱いと言えます。
ケーブルTVは回線が不安定なときもある
またケーブルTVに関して見てみると、こちらはインターネットの使い方によってメリットが変わってきます。ケーブルTVは「光ハイブリッド」形式が主。光回線を使ってるが光ファイバーと同軸の放送用データ通信用ケーブルを兼ねています。そのため光回線オンリーよりも配信の速度は落ちるといえます。
テレビを中心に見る人や、インターネットはたまにしかつかわない、メール受送信やネットサーフィン、検索やSNSをみるだけなど軽めの利用であればケーブルTVの光回線も良い選択でしょう。
一方でオンラインゲームをしたり動画や映画をみる人、大きなファイル(画像や動画など)のやりとりをネット上でするひとは遅くなったりする可能性があります。
おすすめは「光回線」!
光回線は何となく一番高額なイメージがあって遠慮したいなぁ~。と思われがちですが、そうではありません。
現在もっとも安定しかつ高速の通信ができるツールが光回線です。さらに、さまざまな事業者が申し込みキャンペーンを展開しているため、条件次第ではもっとも安く契約できる可能性があります。
以上から、インターネットを制限なくストレスフリーに使うにあたって、いちばん早く頼もしいサービスは「光回線」といえます。ここではこの「光回線」を掘り下げて、さらに検討してみたいと思います。
「光回線」ってなに?
では、そもそも「光回線」とはなんでしょうか? 光回線とは、光ファイバーケーブルを利用してデータを送受する回線のことをいいます。
日本では主にNTTや大手プロバイダがサービスを提供しており、日本全国どこにいても利用することができます。この光ファイバーを利用したインターネットのことを「光インターネット」と呼びます。光回線の場合は基本的には2つの業者を通じて通信するため、最低でも2つの業者との契約が必要になってきます。
いまいちピンときませんか? では一例を。
光回線は電車のレールだと考えてください。そのレールの上を走るのは、情報を載せたプロバイダである電車です。プロバイダは、光回線を通じて全世界の情報をあなたに届ける役割を果たします。光回線の中に走る情報は、プロバイダによって動かされているのです。
よって、あなたが光回線によるインターネットを利用するためには、まずレールである光回線を敷き、その後に情報を運んでくれる電車であるプロバイダを用意する必要があるのです。
光回線の主なサービス会社
光回線はどんな会社がサービスを行っているのでしょうか。ここでは先ほどの例でいうと「レール」の部分のおもな業者を紹介しましょう。
NTTフレッツ光
フレッツ光は、いわゆるインターネットサービスを提供する業者名ではありません。NTTが提供する光インターネット全体の呼び方です。
NTT東日本/西日本が提供しているブロードバンドサービス。フレッツ光の強みななんといってもその速さ。
従来のADSL接続と比べると、約20倍の速度があります。また安定性もダントツで、全国的シェアはもっとも高いです。
NTTの光回線は、このフレッツ光を使って各家庭に光回線での通信を行っています。 インターネットを光回線で引く場合、こちらのフレッツ光とともに各プロバイダを一つ以上選んで契約する必要があります。
二段階の契約がとても複雑で面倒だと思う方もいるでしょう。そういった煩雑さを解消するため、最近は、「光コラボ」というサービスが各事業者で行われています。こちらを利用すればフレッツ光とプロバイダと同時に契約できるため、手続きは一度ですみます。また困ったときにお問い合わせする窓口も一体になっていることが多いので煩雑なやりとりをせずにスムーズに問題を解決してくれます。
フレッツ光の高速回線を利用したサービスなので回線速度もフレッツ光と同じ。さらにサービスによっては、固定インターネットだけでなく、お持ちの携帯電話やスマートフォンの利用も 安くなる可能性があります。 光コラボには「ソフトバンク光」、「So-net光」、「OCN光」、「Biglobe光」などがあります。
auひかり
こちらは光回線とプロバイダが一体になっているもので、KDDIが運営しています。つまり、「レール」と「電車」を同時に契約でき、支払いも一度に行えるため、手続きも簡単に済みます。フレッツ光とは料金、速さともにそれほど大きな違いはありません。ですが比べてみると、auひかりの方が初期工事費が実質無料(東日本・条件付き)であったり新規契約のキャッシュバック金額が高額であるなど、いくつか有利な点があります。
ただ、auひかりは選択できるプロバイダが限られていること、サービスエリアが狭い(中部地方や沖縄などはエリア対象外)ことなど問題もあります。ご自身のインターネット利用環境を照らし合わせて考える必要があります。
地域限定のサービスもある
光回線はある地域に特化したサービス業者も多くあります。利用者は、その地域のニーズに沿ったサービスを選ぶことができます。ローカルな電気会社や地域で有力な業者など、その地域だからこそ必要なサービスや馴染みの企業だからこその安心なども得られます。
Nuro光(関東地方限定)
大手プロバイダ「So-net」による光インターネットサービス。こちらは関東限定のサービス。 とくにマンションなどの高層集合住宅では戸建プランよりも若干お得です。
eo光(関西地方限定)
関西電力系のケイ・オプティコムが提供している光インターネットです。対象地域は関西電力のサービスエリアで、関西地区ではNTT西日本のフレッツ光に続く二番目に利用者が大変多いサービスです。近年は電力自由化でeo電気と併用でセット割引きが使えるなどオプションも増えました。
BBIQ光(九州地方限定)
九州でもっとも有力な光回線です。九州電力系のQTnetが運営していて、利用料金も戸建ての場合なら一番利用しやすい金額となっています。auスマートフォンがあれば毎月割引が適用されるお得なプランも用意されています。
メガエッグ(中国地方限定)
中国地方限定の回線サービス。中国電力グループのエネルギア・コミュニケーションズが運営しています。やはり戸建プランだと4,500円と他社よりも安く、またウィルスなどから守るセキュリティサービスが標準で装備しています。キャッシュバックも10,000〜15,000円とおトク。auの携帯電話・スマホをお持ちならスマートバリューを適用でき、さらに費用を抑えられます。
ピカラ光(四国地方限定)
四国電力グループの提供する、四国地方限定のサービス。こちらも戸建は4,500円とお安く、また光電話(月額200円)を同時契約するとナンバーディスプレイが標準搭載されます。auスマートバリューも適用されます。
コミュファ光(東海地方限定)
東海地方限定のサービス。KDDI系の中部テレコミュニケーションが運営しています。東海地方では最強の人気と顧客満足度を誇ります。また速度も1Gと大変高速で、さらにTVサービスに加入すればBS放送が見られるオプションがついています。さらに驚くことに最大50,000円ものキャッシュバックも行っています。
光回線のおすすめはこれ!
上記以外にもたくさんの事業者があります。具体的にみてきましたが、実際に光回線を引く場合はどれを選んだらいいのでしょう。これだけ多いと本当に何がよいのか迷ってしまう…。
そこでおすすめの業者を分かりやすくするため、1〜3位のランキングを作ってみました。さっそく見ていきましょう!
1位 auひかり
KDDIが提供するインターネットサービスで、近年大変利用者が増えている注目度ナンバーワンのサービスです。 このauひかりのメリットは3つ。
・auの携帯電話、スマートフォンと併用でとてもお得!
・高額キャッシュバック
・固定電話もテレビも使える
2位 ソフトバンク光
Softbankが提供する光回線。このソフトバンク光の良い点は以下の3つ。
・Softbankの携帯電話スマートフォンと併用でとてもお得!
・1Gbpsの超高速!
・「転用」なら工事は必要ない!
3位 Biglobe光
Biglobeが提供する光回線。こちらを利用することで得られるメリットは以下の3点です。
・月々の利用料金が安い!
・1Gpbsの超高速!
・入会キャンペーン、キャッシュバックが豊富
この3つのサービスがオススメ!
では、具体的に1位のauひかりについて検討してみましょう。
なぜ1位のauひかりがいいのか?
「auひかり」のすごいところは、「高額キャッシュバック」があるところ。申込み時に提示されるキャッシュバックの額がとても大きいのです。キャッシュバックとは、商品を購入する際に特別な契約をすることで、後日いく額かの現金が消費者の手元に戻ってくる仕組みをいいます。大手携帯電話会社や通信サービス会社はこの方式を取っているところが多く、きちんと調べれば支払い金額が大きくても払い戻し額が多くオトクなケースもあります。
「auひかり」を取り扱っている業者は多くがキャッシュバック制度を導入しています。どの事業者がよりトクをするかきちんと調べてから契約するほうが賢いお買い物といえます!
そして次に見るように、「auひかり」の場合はあなたが申し込む場所によってキャッシュバックに差があるのです。
申し込み窓口によってキャッシュバック額が違ってくる
auひかりは、他社に比べて申込窓口が多く、窓口の種類として、公式のauショップのほかヨドバシカメラやヤマダ電機などの家電量販店、そして インターネットから申し込める代理店というものがあります。
それぞれの窓口でのキャンペーン、オプションサービスもひじょうにさまざま。いったいどこから申し込めばいいのか迷ってしまいます。
特に、申し込む窓口によって、「キャッシュバック」の額が大きく違ってきます。下の表を見てください。
申し込み窓口 | キャッシュバック額 |
公式auショップ | 5,000~15,000円 |
家電量販店 | 2,0000~3,000円 |
キャンペーンサイト・代理店 | 2,0000~48,000円 |
契約の窓口が違うだけで、こんなにも差があるのです。上の表を見るかぎり、一番オトクな窓口は、いうまでもなく「キャンペーンサイト・代理店」ですね。
「キャンペーンサイト・代理店」とは、auやNTTなど直営店でなく、それらの企業と提携して運営している会社のことをいいます。多くは直営店よりも規模の小さい会社が多いため、信頼性にかけては直営店のほうが大きいです。が、なんといっても代理店の場合はキャッシュバック額の高額さやおトクなキャンペーン、オプションなどを備えているため、断然リターン効率は高いです。
もちろんどの窓口で申し込んでも、光回線自体の速度や性能は同じです。
代理店を選ぶ場合、もうひとつ重要なことは、信頼できる会社であること。 契約の説明が明確である、余分なオプションの勧誘を一切しない、キャッシュバックは必ず受け取れるなど。
わたしのオススメは、株式会社NEXTです。こちらの事業者は、2017年4月にはKDDIから優良な企業として感謝状が送られました。 キャッシュバック額も52,000円と高く(ネット+電話のお申し込み)、開通工事費も実質0円! そして不必要なオプションなどへの勧誘も一切ありません。
ぜひ上記サイトを訪れてみてください!
まとめ
「光回線」によるインターネットについて見てきましたが、気に入ったサービスは見つかりましたか?
接続業者の料金やその料金体系、入会キャンペーンなどは日々変化していて、今後さらにおトクな情報が出てくる可能性は大です。
そういったユーザーに嬉しい情報をいち早くピックアップし、今後もどんどん紹介していきます。
インターネットを引きたい、でもどれを選んだらいいのかわからない。そんな悩みがあるときは、わたしたちにお尋ねください。 的確な答えをあなたにお届けします!