
ケーブルテレビサービスでは群を抜いた知名度のJ:COM(ジェイコム)。
JCOMではインターネットサービスも提供しいる訳ですが、耳に入ってくる評判は「速度が遅い」「月額が高い」「点検と称して営業がすごい来る」等々あまり芳しくない様子。
そんなこともあってJCOMの解約に踏みきる方のために、今回は負担最小限で解約できるおすすめ乗り換え先をまとめました。
そもそもJCOMはケーブルテレビ専門の会社であり、インターネットのクオリティはそこまで高いものを見込めるわけではありません。今回は「もっと快適にインターネットを使いたい!」という人におすすめなハイパフォーマンスのネット回線も最後にご紹介します。
目次
JCOM解約の手順
何はともあれ、まずはJCOMの解約方法を把握しましょう。
1.カスタマーセンターに解約の電話をする
2.セットトップボックス、モデムの撤去作業が入る
解約の流れとしては複雑な手順はありません。
1.カスタマーセンターに解約の電話をする
JCOMカスタマーセンター連絡先
番号:0120-999-000
受付時間:AM9時~PM6時[年中無休]
JCOMの解約は電話で解約申込みをすればOKです。
もしくは近くにJCOMショップ(店舗)があれば、そこから申し込むこともできます。
この電話で話すことは、いつ解約するのか(解約日)、そして機器の撤去工事日をいつにするのかの決定です。ですのであらかじめいつ解約するのか決めてから電話をかけましょう。
2.セットトップボックス、モデムの撤去作業が入る
1の手順で決定した日時にJCOMの作業員がやって来ます。機器の撤去作業が完了すれば解約は無事終了。
JCOMの解約金はいくらかかるのか
ここでまずJCOM解約には違約金がどれほどかかるのかを押さえておきましょう。
JCOMにはTVまたはネットの単体プランと、TV+ネットといったパックのプランがあります。
セットプランの解約金一覧
契約期間は戸建:2年間(自動更新)マンション:1年間(自動更新)です。
セットプラン | 解約の時期 | 解約金 |
3サービスセット (TV+ネット+電話) | 更新月およびその前月 | 0円 |
上記以外 | 戸建:20,000円 マンション:10,000 | |
2サービスセット (TV+ネット) (TV+電話) (ネット+電話) | 更新月およびその前月 | 0円 |
上記以外 | 戸建:8,500円 マンション:3,500円 |
単体プランの解約金一覧
今回はネット単体の場合の解除料金に触れます。
単体プランの場合、最低利用期間というものが定められていて、TV、ネット単体の場合は最低6カ月間の利用期間を満たさなかった場合に解除料金が発生します。
ネット単体 | ||||
320M | 120M | 12M | 1M | |
開通月 | 36,000円+日割り料金 | 33,000円+日割り料金 | 23,880円+日割り料金 | 17,880円+日割り料金 |
1カ月目 =開通翌月 | 36,000円 | 33,000円 | 23,880円 | 17,880円 |
2カ月目 | 30,000円 | 27,500円 | 19,900円 | 14,900円 |
3カ月目 | 24,000円 | 22,000円 | 15,920円 | 11,920円 |
4カ月目 | 18,000円 | 16,500円 | 11,940円 | 8940円 |
5カ月目 | 12,000円 | 11,000円 | 7,960円 | 5,960円 |
6カ月目 | 6,000円 | 55,000円 | 3,980円 | 2,980円 |
7カ月目 | 0円 |
最低利用期間の6ヶ月満了に近づくにつれて金額は下がりますが、6カ月が経ってしまえば違約金はなくなるので、出来る限り7カ月目以降の解約をおすすめします。
JCOMを解約する時の注意点
メールアドレスは使えなくなる
JCOMでインターネットを申し込んでいる場合にはJCOMから独自のメールアドレス(~@jcom.home.ne.jp)を付与されていますが、解約後は使えなくなります。
よくメールアドレス継続サービスを提供しているプロバイダも見かけますが、JCOMの場合はそのようにメールアドレスを残すことは一切できません。
JCOMで発番した電話番号は残せない
メールアドレスに続いて、電話番号もJCOM契約時に発番したものに関しては残すことが出来ません。
ただし、もともとNTTで発番していた電話番号をJCOM回線で使用していた場合は、そのまま継続することが可能です。
撤去費用は必ず発生する
解約金とは別に撤去費用(機器等の撤去を指すのでしょう)というものが必ずかかってきます。
こればかりは避けられない費用となっていて、以下のような形で料金が発生します。
建物種別 | 解約内容 | 解約料(税抜) |
---|---|---|
戸建て | 部分解約 | 2000円 |
全解約(引込線撤去あり) | 6000円 | |
電波障害 戸建て | 部分解約・全解約 | 2000円 |
集合住宅 | 部分解約・全解約(引込線撤去なし) | 2000円 |
集合住宅 直接配線方式 | 全解約(引込線撤去あり) | 6000円 |
全撤去か部分撤去かによって料金が変わります。
またセットトップボックスなどの接続機器はレンタルしている、ということを忘れずに。
破損・紛失した場合は損害金を支払わなければならなくなるので要注意です。セットトップボックスだけでも2万円程の損害金が設定されています。
また、月額料金の日割り計算は不可能。ですが撤去工事日が解約日よりも後になった場合は、その間の期間は無料でネットを利用できます。
解約金を回避するためにすべきこと!
さて、機器の撤去費用はどうしてもかかってしまうことが分かりました。
それならば、せめて解約金の負担なくしたい・・・!
違約金の負担を無くすためにできる安全な方法は以下の2つです。
1・更新月またはその前月に解約する
たとえ解約を思い立ったとしても解除料が発生しない更新月までは待つ、という方法です。
大抵はこの方法をとるかと思います。一番波風立たない方法ですね。
セットプランの戸建は2年、マンションは1年の契約期間なので、それぞれ自分の解除料のかからない月を割り出しておきましょう。
「更新月まで待てない!」という人は以下の方法が最もオススメです。
2・違約金を負担してくれる回線に乗り換える
思い切って他回線に乗り換えると、違約金を回避できます。
ジェイコムの通信速度に不満を持っている人ならある程度目途はつけているかと思いますが、やはり次は光回線がおすすめです。
重要なのが
乗り換えの際に発生してしまった違約金を還元してくれる回線を選ぶこと。
JCOMに支払った違約金を乗り換え先で還元してくれるので、今すぐ解約に踏み切れるという利点があります。
また、新規加入者を対象とした割引サービスを実施している光回線業者は多いです。「乗り換えなんて余計にお金がかかってしまう・・・」と悲観せずに、お得に申し込める事業者を探してみましょう。結構あることが分かります。
代理店で申し込めばキャッシュバックも貰えてさらにお得
プラスαとして、申し込み特典で高額キャッシュバックがもらえれば、それを違約金や乗り換え初期費用にあてることが出来ますよね!
高額キャッシュバックがもらえる申込窓口として有名なのは代理店サイト申込み。

↑こういったキャンペーンサイトから申し込むことで代理店から現金が進呈されるのです。
数万円単位の高額なので、これを利用しない手はありません!
発生してしまった契約解除料分を補ったり、乗り換えた時にかさみがちな初期費用にあててしまいましょう。
ただし、キャッシュバック進呈条件が厳しい代理店もあるので、代理店選びだけは慎重に行うようにしましょう。(このページで紹介する代理店は簡単に特典が貰えるところを厳選しています)
快適なネット環境にしたい~おすすめ乗り換え先2社~
1.auひかり
(▲最大52,000円キャッシュバックが貰える代理店)
・速度が速いと評判
・工事費実質無料
・auスマートバリューで月々の負担を軽くできる
・キャッシュバックが高額
auひかりがおすすめな理由
JCOM解約に至る要因として「速度が遅い!」と我慢の限界に達したという人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのがこのauひかり。
auひかりはもちろん光回線ですが、光コラボ各社と違ってフレッツ光回線ではなくauひかり独自の回線を用いた光インターネットです。
独自回線だと何が良いのかというと、よく言われているのが速度の向上です。
最大速度は1Gbpsなのに加え、混雑の起きにくいエリア制限ありの回線なので、通信速度に満足するユーザーが続出しているのです。
ただし!
JCOMはauひかりの契約違約金還元制度の対象外となっています!
auひかりはハイクオリティで月額もお得なので乗り換え先としては申し分ないのですが、どうしても違約金負担サービスが欲しい人は、次に紹介するソフトバンク光がおすすめです。
2.ソフトバンク光
※ソフトバンク公式
・光コラボで安定のクオリティ・エリア制限なし
・乗り換え時違約金を全額負担してくれる
・工事費還元ありで実質無料
・ソフトバンクケータイとのセット割が結構お得
ソフトバンク光がおすすめな理由
つづいてオススメしたいのが同じく携帯キャリアからソフトバンク光。
こちらはフレッツ光回線を使用した光コラボであるため、言わずもがな速度は安心の1Gbpsです。
またJCOM解約の際auひかりでかなわなかった『違約金還元サービス』ですが、このソフトバンク光では適用可能、つまりジェイコムの違約金を全額還元してもらえます。
「ソフトバンクあんしん乗換キャンペーン」
他社からの乗り換えで発生した違約金を最大10万円までソフトバンクが還元してくれるというものです。
ソフトバンクの携帯を使っているのであれば、セット割【おうち割光セット】の対象となります。月々の割引額が大きいので、au携帯を使っている人もいっそこれを機にソフトバンクに乗り換えてもやりすぎでは無いと言えるでしょう。
ネットは快適に使える光回線が賢明
以上、JCOMのインターネット解約手順についてまとめました。
テレビ視聴でJCOMを利用していたとしても、インターネットまでJCOMで揃える意味は、料金が多少安くなるくらいです。
それがもし「面倒くさいから」という理由で一緒に申し込んでいたのなら尚のこと。それでネットの不便さにイライラしてしまっては元も子もありません。
今や1Gbpsの高速回線を自宅で快適に使用することが当たり前の時代になってきました。
月々のネット代と、実際のネット回線のクオリティが見合ったものなのかどうか、今一度よく確かめてみましょう。