
光回線を選ぶときに重要な観点はずばり「スマホセット割」でしょう。
auだったらauスマホ、ソフトバンクならソフトバンクスマホ、ドコモならドコモスマホ…。
しかし、最近ではSIMフリーのスマホに格安SIMを購入して使う人も増えているのではないでしょうか。
auやソフトバンクなど大手携帯会社と契約すると「月額6000円は最低でもかかる」ので格安SIMが魅力的なのは事実です。
しかし、「どうせ格安SIMだし光回線はどこでもいいか…」と思ってはいけません。
また、「面倒だし、ドコモのままでいっか」と思ってしまうのも損する原因です!
実は光コラボ・光回線と「格安SIM契約」の「セット割」は存在するのです!
格安SIMの人も、大手携帯会社スマホの人もこのセット割についてちょっと調べてみましょう!
目次
格安SIMとは
そもそも格安SIMとはなんでしょうか。日本は大手携帯会社が「スマートフォン」と「通話・通信契約」を常にセットにして、「同じスマートフォンは別の携帯会社に適用できない」ようにしていました。しかし、外国に遅れて最近、「同じスマートフォンでも別の携帯会社と契約すること」ができるようになりました。「通話・通信」というのを可能にするのが「SIMカード」と呼ばれる小さなカードで、これを差し替えることで別の会社と契約できるようになります。
ただ、その際はスマホが「SIMフリー」になっている必要があります。多くの場合大手携帯会社で購入したスマホは「SIMフリー」になっておらず、「SIMロック解除」が必要となります。これにお金がかかってしまったりするのです。
最近ヨーロッパでは「チャージ式のSIM」も主流になってきていて、「電話だけSIMカードで契約」して、「ネットはWi-Fiだけ」使い、必要な分だけ「通話料金をチャージ」して使っていく、といった感じです。
SIMの上手な使い方 おうちにいるときはWi-Fi
SIMカードはやはり「ネットをたくさん使う」ためのものというよりは「極力携帯の契約料金を抑える」ためのものと考えるべきでしょう。そうするとデータ量は3GBくらいにして、通話のためにSIMカードと契約するのが月額料金を抑えるコツにもなると思います。
ただ、やはり動画やゲームをする人もいるでしょう。または、仕事の都合などでいろいろファイルをダウンロードしたり、アップロードしなきゃいけなかったりする人もいると思います。そういう場合は「おうちの光回線のWi-Fi」を使ってデータ量を節約することができます。
「SIMカード」のデータ量は3GB~30GBと限られていますが、家の「Wi-Fi」を使う分には「いくらで使ってもデータ量に制限がない」のです!
外出時に使うデータ量は極力抑えて、重いデータ処理は自宅のWi-Fiを使い、SIMカードはいわば電話のための契約、とするのがSIMの上手な使い方なのではないでしょうか。
ということで、外でゲームをしたり動画を観る人には、SIMカードはあまりおすすめではありません。
SIMカード会社を選ぶ基準
これから光回線とセット割が利くビッグローブ、OCN、NifMO(@nifty)と見ていきますが、選ぶための基準を三つあげておきましょう。
①値段・・・初期費用+月額料金+通話料
値段は主に「初期費用」(約3000円)+「月額料金」+通話料の三つからなっています。
やはり値段が一番大きな観点となります。
※実際SIMカードにはデータのみ、音声通話用などいろいろありますが、ここでは「音声通話」ができるSIMカードのみを扱っていこうと思います
②通信速度はどうなのか
SIMカードで心配なのは「格安だからネットが遅かったり、通話の質が悪かったりするのではないか」といったものでしょう。これも大事な観点です。
②セット割でいくら安くなるか
光回線とのスマホセット割でどのくらい安くなるのか、は今回非常に重要な観点です。
NIfmoは初期費用が安い!
まずは@niftyが提供するNifMoを見ていきましょう!
初期費用
初期費用 3000円
初月無料
初期費用はすべて合わせて3000円となっており、他の二つより少し安くなっています!また、初月無料となっているので、1か月分お得になります!
月額料金
プラン | 音声通話あり |
---|---|
3ギガプラン | 1,600円 |
7ギガプラン | 2,300円 |
13ギガプラン | 3,500円 |
あとで比べてみればわかりますがNifMoは他の二つと比べプランが少なく、13GBまでのプランしかありません。ただ、それ以上いってしまうとすでに述べたように、「SIMカードにしたのに高いまま」になってしまうので、13GB以上のプランは必要ないかもしれません。
ちなみにデータ量は翌月に繰り越し可能です。
通話料 「Nifmo10分かけ放題」
通話料というのは、大体1分いくらと決まっているわけですが、SIMカードの場合、オプションのパック料金がお得です。NifMoの場合は
NifMo10分かけ放題プラン 830円
がお得です。10分以内であれば何度かけても月額で830円になります。短い電話で何度もかかえる人には重要です。
また、ドコモの回線を利用しているため、通話の利用エリアはドコモと一緒で安心できます。
Wi-Fiスポット BBモバイルポイント
また、外出時にWi-Fiを使うこともできます!ソフトバンクが提供しているものと同じBBモバイルポイントが利用できます。「BBモバイルポイント」がある場所では、Wi-Fiが無料で使えるのです。
セット割 「まるっと割」
プラン | 割引料金 |
---|---|
まるっと割(ネット+スマホ)の場合 | 200円 |
まるっと割(でんき+スマホ) | 250円 |
まるっと割(でんき+ネット+スマホ)の場合 | 450円 |
@nifty光(auひかり with @nifty、ドコモ光 with @niftyなどもあります)と一緒にNifMoを使うと、200~450円の割引になります。
ただ、「1世帯につき、1契約のみ適用」となっているため、「家族でNifMoを5人利用」している場合でも割引金額はネット+スマホで200円だけになります。率直に言ってちょっと少ないかな…という印象です。
OCNモバイルONE
初期費用
初期工事費用(パッケージ費用) | 3000円 |
---|---|
SIMカード手配料 | 394円 |
初期費用は3394円となります。NifMoより少し高いですが、標準的です。
また、初月無料となっていてお得です。
月額料金
合計 | 通話 | 月額料金 | 契約プラン |
---|---|---|---|
1600円 | 700円 | 900円 | 110MB/日 |
2080円 | 1,380円 | 170MB/日 | |
1800円 | 1,100円 | 3GB/月 | |
2150円 | 1,450円 | 6GB/月 | |
3000円 | 2,300円 | 10GB/月 | |
4850円 | 4,150円 | 20GB/月 | |
6750円 | 6,050円 | 30GB/月 | |
2500円 | 1,800円 | 500kbps (15GB/月) |
※詳しくは書きませんが、家族シェアコースも充実しております。
月額料金は以上になっています。特徴的なのは日割りのプランも最後に速度の速いプランも入っていて、充実している点です。ちなみに通話は通話SIMの場合必ずかかる月額料金なので700円で通話が10分かけ放題とかそういうサービスではなりです。3GBプランだけはNifMoより高いかな、といった印象です。
あまったデータ量は翌月に繰り越し可能です。
通話料
おすすめ! OCNでんわアプリからの発信 国内通話料 | 10円(税込10.8円)/30秒 通常通話料30秒20円(税込21.6円)の半額 |
---|---|
050 plus 050番号から発信 | 固定電話へ8円(税込8.64円)/3分 携帯電話へ16円(税込17.28円)/1分 050 plus(050番号)同士無料 |
音声通話機能 070/080/090番号から発信 | 20円(税込21.6円)/30秒 |
SMS送信料*3 | 国内3円(3.24円)/通 国外50円(免税)/通 |
一応表を貼っておきました。ただ、NifMoと同じように
OCNでんわ10分かけ放題オプション 850円
というオプションもあるので、必見です。
また、利用エリアはドコモと同じで安心です。
Wi-Fi DoSPOT
OCNの場合「DoSPOT」というWi-Fiポイントがあります。こちらも外出時に使えるので便利です。
OCN光モバイル割
OCNにもOCN光とのセット割があります。
「SIM 1契約につき200円割引」になり、「家族で最大5契約分まで割引」
こちらはNifMoと違って最大5契約まで割引されるので「最大1000円」割引となります!
ビッグローブ
初期費用
初期費用:3394円
OCNモバイルONEと同じ値段になっています。
初月無料にはなっていないようなので他の二つにこの点で劣ります。
月額料金
プラン | 音声通話あり |
---|---|
3ギガプラン | 1,600円 |
6ギガプラン | 2,150円 |
12ギガプラン | 3,400円 |
20ギガプラン | 5,200円 |
30ギガプラン | 7,450円 |
プランのデータ量がどのSIM会社も違うので一概には言えませんが、大体平均的な値段といったところでしょうか。一応高いですが、30GBプランもありある程度充実はしています。
また、あまったデータ量は翌月に繰り越せます。
通話料
電話のオプションサービスは二つあり、
①BIGLOBEでんわ 3分かけ放題
1回につき3分以内なら何度でも0円・月額650円
②BIGLOBEでんわ 通話パック60
60分(1200円分)が650円で使える
があります。どちらも650円なので、60分以上合計で話すか、3分以上の長電話が月に数回あるか、どちらかに自分が該当するかで選べばよいでしょう。
また利用エリアはドコモと同じなので安心です。
BIGLOBE Wi-Fi
ビッグローブにも外出時Wi-Fiを使えるポイントがあり、6GB以上のプランであれば無料で使用することが出来ます。3GBの場合は250円です。
光☆SIMセット割
上記の
6ギガプラン
12ギガプラン
20ギガプラン
30ギガプラン
で「ビッグローブ光」に契約すると「300円」割引になります!
料金に関しては他の二つよりも高いですが、NifMoと同じく「同一世帯に複数契約があっても一律で300円割引」となります。
キャッシュバック!!!!
なんとビッグローブはキャッシュバックが充実しています!
①クーポン利用で3000円キャッシュバック
一つ目はクーポンで3000円キャッシュバックされるものです。
②キャッシュバック 5000~20000円!
プラン | SIMのみ | |
---|---|---|
音声通話SIM | データSIM | |
3ギガプラン | 7,000円 | 5,000円 |
6ギガ/12ギガプラン | 12,000円 | |
20ギガ/30ギガプラン | 20,000円 |
こちらは最大20000円のキャッシュバックです!
光コラボおすすめ申し込み口
最後に三つの光コラボのおすすめ申し込み窓口を紹介しておきましょう。
★@nifty
★OCN
★BIGLOBE