
クイック光と言えば、月額料金が業界最安水準であることを誇っていますが、確かに月額料金は安いんですけど、単純に月々のネット代が安いだけでもなくて、SNSでは「契約したことを後悔…」なんて声がしばしば見られます。
恐らくその理由となるのが、
・ドコモやauのスマホとのセット割がそんなにお得じゃない!
(公式のセット割の方がお得)
・営業電話に根負けして流されるままに契約してしまった!
・工事費が高い上に無料キャンペーンも無い!
・解約違約金が高い!
などが考えられるでしょう。
特に営業電話に関しては、auひかりを利用してらっしゃる方に掛かってくることがあるようで、クイック光は確かにauひかりよりも月額料金は安いですが、auスマートバリューやauセット割に匹敵するほどのお得なセット割はありませんし、auひかり新スタートサポートのような乗り換え時の違約金を還元するキャンペーンも実施していません。
そういったことから、クイック光を解約したがる方々は跡を絶たず、SNS上での評価は不満が過半数を占めています。
そんな困った実態を持つクイック光ですが、できれば解約をしたいものの、目の前に立ち塞がるのが違約金の存在。
解約するタイミングが悪ければ、なんと18,000円もの金額を支払わなければいけず、これがあるために、なかなか解約するタイミングを合わせられないというもどかしさに悩まされている人も多いようです。
ではこの異常に高いクイック光の違約金のクリアする解約方法について、今回ご紹介したいと思います。
目次
クイック光の解約時の負担金
クイック光の解約方法に入る前に、解約時に負担しなければいけない費用を確認しておきましょう。
その費用となるのが、違約金と工事費残額です。
工事費残額は、完済していれば支払う必要はありませんが、分割払いの残額がある状態の解約となると、残りの支払分を一括で精算することになるので、ご注意を。
違約金
違約金は、ずーっと割(3年自動更新プラン)を適用するかしないかで、金額が異なります。
金額にかなり大きな差があるので、こちらしっかりチェックしておきましょう。
プラン | 利用期間 | 違約金 |
---|---|---|
通常利用 | 3年間 | 9,500円 |
ずーっと割適用 | 1年目 | 18,000円 |
2年目 | 12,000円 | |
3年目 | 6,000円 | |
4年目 | 18,000円 | |
5年目 | 12,000円 | |
6年目 | 6,000円 | |
7年目 | 18,000円 | |
8年目 | 12,000円 | |
9年目 | 6,000円 |
すぐ光子
いくらなんでも高すぎるわよ・・・
上記の表を見れば分かる通り、明らかにずーっと割を適用している方が、違約金が圧倒的に高いです。
特に自動更新の年だと、金額の高さが顕著に表れていますね。
これだと、月額料金の安さを違約金で補っているようにも見えてしまい、あまり良い印象を持ちません。
一応、自動更新の月のタイミングで解約すれば、違約金は無料になりますが、そううまく帳尻を合わせることはできないでしょうね。
工事費残額
クイック光の新規開通工事費と分割払いですが、
― | ホーム | マンション |
---|---|---|
工事費 | 18,000円 | 15,000円 |
分割払い | 初回:3,000円 2回目以降:500円×30ヶ月 | 初回:3,000円 2回目以降:400円×30ヶ月 |
このようになっています。
30ヶ月以内の分割払いが終わっていない段階でクイック光を解約してしまうと、残額をまとめて請求されてしまいます。
次に早見表を見ていきましょう。
違約金・工事費残債 合計早見表 | ||||
---|---|---|---|---|
― | 通常利用 | ずーっと割 | ||
利用期間 | 3年間 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
違約金 | 9,500円 | 18,000円 | 12,000円 | 6,000円 |
工事費残債/ ホーム | 0円~18,000円 | 9,500円~18,000円 | 3,500円~9,000円 | 0円~3,000円 |
工事費残債/ マンション | 0円~15,000円 | 7,600円~15,000円 | 2,800円~7,200円 | 0円~2,400円 |
合計/ ホーム | 9,500円~27,000円 | 27,500円~36,000円 | 15,000円~21,000円 | 6,000円~12,000円 |
合計/ マンション | 9,500円~24,000円 | 25,600円~33,000円 | 14,800円~19,200円 | 6,000円~8,400円 |
クイック光の違約金を還元する解約方法とは?
これまでの説明から、クイック光を止めるには、とにかくお金をたくさん払わなくてはいけない、ということが、イヤと言うほどお分かりいただけたかと思います。
そのため解約するにできない、という状況に陥っている方も多いでしょうから、その違約金を還元するキャンペーンを実施している回線事業者をご紹介したいと思います。
それは何と言ってもauひかり。
と言うのも、このクイック光を営業電話によって利用し始めた方の多くがauひかりの元ユーザーで、乗り換えるんじゃなかった…!と、後悔している書き込みをよく見かけるものですから、だったらいっそ戻してしまいましょう!というワケです。
すぐ光子
解約違約金分負担してくれるキャンペーンがあるのね!
auひかり新スタートサポートの詳細
画像引用元:auひかり
auひかり新スタートサポートは、ホームとマンションとそれぞれ別々のサービスが用意されており、還元額は契約タイプによって条件が異なりまります。
― | ホーム | マンション | |
---|---|---|---|
対象プロバイダ | @nifty、@T COM、au one net、BIGLOBE、So-net | ASAHIネット、DTI | @nifty、@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net |
還元額 | 最大:30,000円 | 最大:15,000円 | 最大:30,000円 |
これらの還元額は、郵便為替をはじめ、au WALLETプリペイドカードへチャージしたり、月額料金の割引に充てることも可能です。
また、適用条件もタイプによって若干異なります。
au auひかり新スタートサポート適用条件 | |
---|---|
ホーム | マンション |
・他社からずっとギガ得プランの「ネット+電話+電話オプションパックEX」に新規加入 ※モバイル通信データからの乗り換えも含む ・36ヶ月以上の継続利用を約束 | ・他社から「ネット+電話+電話オプションパック」に新規加入 ※モバイル通信データからの乗り換えも含む ・24ヶ月以上の継続利用を約束 |
さらに代理店を通して申し込む場合は、上乗せキャッシュバックが用意されており、これもまた特典内容が異なります。
その上、代理店独自のキャッシュバックキャンペーンもあるので、よりお得な申込方法となるでしょう。
auひかりからクイック光に乗り換えた方で、auスマホをお持ちの場合だと、恐らくauスマートバリューを利用されていたはずなので、クイック光の919モバイルセット割では、割引額が圧倒的に少なく、
「auひかりだったら家族の分のスマホが安く使えてたのに…」
と、悔やまれた方もいらっしゃるでしょう。
後悔先に立たずですが、月額料金が安いからと言って、安易に乗り換えるんじゃなかったと、勧誘に対して今後の戒めにもなったはずですから、あとは気持ちを引き締めてauひかりを再び始めましょう!
auひかりの工事費は初期費用相当額割引によって実質無料
さらにauひかりでは、初期費用相当額割引というキャンペーンを実施しており、このキャンペーンによって開通工事費に相当する割引額が月々の使用料に充てられます。
初期費用相当額割引の詳細 | |
---|---|
ホーム | マンション |
最大625円 割引×60ヶ月間 ↓ 最大37,500円 割引 | 1,250円 割引×24ヶ月間 ↓ 最大30,000円 割引 |
もう少し条件を言うと、固定電話の契約が条件となりますが、これはauひかり新スタートサポートも同じです。
これで違約金や初期費用への対策は、万全ですね!
auひかりがエリア対象外ならソフトバンク光も視野に入れよう!
※画像引用元:ソフトバンク光
お住まいの住所がauひかりに対応しているエリアであれば、おすすめしたいところですが、まだまだ普及していないエリアもありますので、であれば、光コラボで全国区で利用できるソフトバンク光も検討してみてはどうでしょうか?
違約金を満額還元するあんしん乗り換えキャンペーンを実施中ですし、乗り換え時のコストを大幅に抑えられるはずです。
また、auひかり新スタートサポートと比べると契約プランの指定が無いため、敷居はこちらの方が低めかもしれません。
auユーザーであれば、もちろんauひかりの方がお得ですが、エリアが対象外だったり、非auユーザーの方は、このあんしん乗り換えキャンペーンを利用してみてはいかがでしょうか?
東海地区ならコミュファ光がおすすめ!
コミュファ光は、中部電力管轄内のみ提供されているインターネット回線。
乗り換えキャンペーン2018を実施中で、クイック光の解約違約金も最大4万円まで還元してくれます。
いざ!クイック光の解約へ!
さて、auひかり新スタートサポートのサービス内容が分かったところで、あとは安心してクイック光を解約するとしましょう!
しかし困ったことに、クイック光の解約方法は電話連絡一択。
その上ちょっとややこしいのが、固定電話と携帯電話からでは、窓口が異なっており、さらに携帯電話からだと、通話料が発生します。
クイック光サポートセンター | |
---|---|
固定電話から | 0120-929-871 |
携帯電話から | 03-5909-0560 |
まとめ
クイック光のノーリスクな解約方法の説明は以上となりますが、解決の兆しは見えましたか?
ソフトバンクユーザーならもちろん、あんしん乗り換えキャンペーンを実施しているソフトバンク光を利用するといいでしょう。
と言っても、ソフトバンクユーザーでクイック光を利用されている方は、そんなにはいらっしゃらないとは思いますが。
auユーザーの方であれば、auひかりは当然乗り換え先としておすすめです。
フレッツ光回線ではなく独自回線ですから、混み合いにくく速度に安定感がありますしね。
何よりauひかり新スタートサポートがあるので、これによって乗り換え時の違約金の不安は解消されますから、クイック光の解約時のハイリスクを避けることが可能になります。
ドコモユーザーの場合だと、au同様にクイック光の919モバイルセット割が適用されていると思うのですが、auひかりやソフトバンク光に乗り換えるのも、違約金還元や工事費の実質無料化があってこそなので(ドコモ光でも期間限定で行うことはありますが)、そういった要素も視野に入れつつ選んでみてはいかがでしょうか?
auひかり | ソフトバンク光 | コミュファ光 | メガエッグ |
最大3万円まで還元 | 最大10万円まで還元 | 最大4万円まで還元 | 最大3万円まで還元 |
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