
「フレッツ光よりも、そのフレッツ光回線を使った光コラボの方が安いんだって!?」
そういった噂を聞きつけ、こちらにいらした方もいらっしゃることでしょう。
確かにフレッツ光と比較すると、光コラボの方が基本的に月額料金が安いです。
しかし、そうは言っても今より安くなるからと言って、闇雲に選んでいいというものでもありません。
月額料金はもちろん、通信速度にスマホとのセット割やキャンペーンなど、決め手となる理由は様々。
今回ご紹介するのは、フレッツ光から実際乗り換えるとなると、どこへ転用すればいいのか?
という疑問について解決していきたいと思いますので、解決の糸口となれば幸いです。
目次
転用手続きの方法
転用とは、フレッツ光の回線をそのままに、光コラボ事業者へ契約を切り替えることになります。
その転用の手続きをするには、「転用承諾番号」をNTTの窓口に問い合わせ、取得する必要があります。
転用承諾番号を取得しよう!
転用承諾番号を取得するにあたり、フレッツ光の以下のユーザー情報を確認できる様にしておきましょう。
①お客様ID(NTT東西から通知される「CAF」または「L」が頭に付く番号)
②フレッツ光の契約者氏名
③ひかり電話の番号
④フレッツ光の利用住所
⑤月額料金の支払方法
転用承諾番号の発行ですが、WEBと電話番号のどちらかで手続きすることになります。
エリア | 電話番号 | 受付時間 |
0120-140-202 |
9:00~17:00/年末年始を除く土日祝営業 | |
0120-553-104 |
要注意!転用承諾番号には有効期限がある!
転用承諾番号には、発行日から15日間の有効期限があり、さらに期限日まで4日間ほど余裕を残して申し込まなければ、発行した番号は無効となり、再度取得手続きをしなければなりませんのでご注意ください。
転用って工事は必要?
転用はフレッツ光の回線を換えずに、そのまま使用するので、基本的に工事を行う必要はなく、事務手数料(大体3,000円が一般的)を払うだけで済みます。
しかし、フレッツ光の工事費用の分割払いが残っている場合、その支払を光コラボレーション事業者の方で引き継ぐ形になっています。
また、転用でも工事費用が稀に発生する場合もあり、光アクセスサービスタイプの変更や移転によって、お客様IDや光電話番号が変更になったり、工事を行わなければならないこともあります。
プロバイダの解約違約金に注意
光コラボによって、対応しているプロバイダは異なります。
そのため転用先によっては、今利用しているプロバイダが対応外であったりすると、そのプロバイダを解約することになるでしょう。
基本的には最低利用期間中に適用される「にねん割」などの適用期間が終われば、自動更新でない限りは違約金は発生しません。
また、割引が自動更新でも、更新月に解約すれば違約金を支払うことはありません。
一部の大手プロバイダのみの違約金ですが、以下をご参照ください。
プロバイダ | 違約金対象期間 | 違約金 |
Yahoo! BB | 24ヶ月以内 | 5,250円 |
OCN | 2年自動更新(更新月以外) | ファミリー:2,400円 マンション:1,200円 |
ビッグローブ | 24ヶ月以内 | 5,000円 |
ニフティ | 2年自動更新(更新月以外) | 3,000円 |
So-net | 2年自動更新(更新月以外) | 3,000円 |
この中だとYahoo! BBが高い部類にはなりますが、しかしプロバイダとして大手のところは、全体的にそこまで料金は高くないという印象を受けました。
他社だと10,000円行くところもあるので…。
他の光コラボの月額料金を比較
では、数ある光コラボの中から、5社を抜粋してフレッツ光と比較してみましょう。
光コラボ各月額料金 比較 | |
各回線 | 月額料金/ホームタイプ |
フレッツ光 | 5,200円 |
ドコモ光 | 5,200円 |
ソフトバンク光 | 5,200円 |
ビッグローブ光 | 4,980円 |
ニフティ光 | 5,200円 |
OCN光 | 5,100円 |
申し込むプランにより適用される割引があったり、またスマホとのセット割も考慮しなければならないので、上記の料金表だけで判断できるわけでは、もちろんありません。
また、「auひかりは無いの?」と、探してしまった方には申し訳ないのですが、auひかりは独自回線で光コラボには該当しないため、申し込むとなると転用ではなく新規扱いで工事が必須となるので、比較対象から外しました。
ただ、ビッグローブ光やニフティ光でも、auとのセット割が利用できるので、あまり問題ないかと思います。
それと、この中だとドコモ光が案外曲者で、ドコモユーザーの方は出鼻を挫かれた気持ちになるかもしれません。
一応スマホとのセット割もあるにはあるのですが、家族でドコモユーザーでないと割引額は大きくありませんし、利用年数も割引額に大きく関係してくるため、よっぽど条件が揃っている場合でなければ、あまりオススメはできないです。
インターネットの通信速度への誤解
よく、
「フレッツ光から○○(光コラボ)に転用したら遅くなった!」
という評判を見かけるのですが、回線自体はフレッツ光から変わっていないので、転用したら遅くなったというのもおかしな話ですよね。
今一番広く利用されているインターネットプロトコルはIPv4というものなんですが、こちらは32bitで構成されているのに対し、近年普及が始まったIPv6は、128bitで構成されていて、これによって回線が混み合っている状況でも、IPv6はその混雑ポイントを避けて常に快適な通信速度を楽しめる様になっています。
このIPv6は、ルーターが対応機種であることと、プロバイダも対応していることで、初めて利用できるのですが、結構このことを知らない方がまだまだ多いのが現状です。
また、ひかり電話対応ルーターのホームゲートウェイなどを設置することで、IPv4とPv6の切替を自分でできる、v6プラスというサービスが利用できるので、利用するのであればオプションとして申し込むことになるでしょうから、その件について相談しながら申し込むといいでしょう。
オススメ転用先の光コラボ\ランキング3/
それではいよいよ、オススメ光コラボのランキング発表となります!
1位:ソフトバンク光
画像引用元:ソフトバンク
1位は、ソフトバンク光となりました。
そのオススメする理由ですが、
①月額料金が安い!
②ソフトバンク&ワイモバイルの端末とのセット割(おうち割)がお得!
③開通までWiFiルーター(ソフトバンクAirのAirターミナル)を利用できる!
④プロバイダがYahoo! BBなので、Yahoo!基本サービスで特典を受けられる!
⑤IPv6で高速インターネットが楽しめる!
⑥代理店で申し込めば転用でもキャッシュバックがGETできる!
といった要素が、特にオススメする理由ですね。
プロバイダがYahoo! BBということで、Yahoo!のコンテンツを広く楽しめるという特徴が大きな魅力だと思います。
他社のプロバイダって、そこまで娯楽要素があるところって、あんまり無いですよね。
特にYahoo!プレミアムを利用されてきた方にとっては、最適なサービスとなるはずです。
ソフトバンク光:おすすめ代理店 |
ソフトバンク光への申し込みはコチラから |
2位:ビッグローブ光
画像引用元:ビッグローブ
2位は、ビッグローブ光となりました。
こちらのプロバイダはもちろんビッグローブ、IPv6にも対応しています。
またauとのセット割も実施しているので、
「auひかりは光コラボじゃないから工事が…」「こっちだとauひかりはエリア外だし…」
とお困りの方も、万事解決となることでしょう。
オススメのポイントをまとめますと、
①月額料金が安い!
②家族のスマホの月額料金に適用される割引「auスマートバリュー」/光回線の月額料金に適用される割引「auセット割」がお得!
③IPv6で高速インターネットが楽しめる!
④代理店で申し込めば転用でもキャッシュバックがGETできる!
などがビッグローブ光の魅力と言える要素ですね。
ビッグローブ光:おすすめ代理店 |
ビッグローブ光への申し込みはコチラから |
3位:ニフティ光
画像引用元:ニフティ
そして3位はニフティ光。
こちらも月額料金がかなりお安く、プロバイダはニフティとなり、もちろんIPv6対応です。
auとのセット割は、ニフティ光の月額料金に割引が適用されるauセット割のみで、ビッグローブ光と比べると選択肢が限られてはいますが、auセット割はauスマートバリューよりも割引額が低くなりがちなものの、auスマートバリューは2年目以降から割引額が少なくなるのに対し、auセット割はずっと同じ割引額となっています。
ニフティ光のオススメポイントは、
①月額料金が安い!
②光回線の月額料金に適用されるauセット割がお得!
③IPv6で高速インターネットが楽しめる!
④代理店で申し込めば転用でもキャッシュバックがGETできる!
といったところですね。
ニフティ光:おすすめ代理店 |
ニフティ光への申し込みはコチラから |
最後に
光コラボの転用についてのまとめは以上となりますが、今回ランキングで紹介させていただいた光コラボで一貫しているのは、
①月額料金が安い!
②スマホなどの携帯端末とのセット割がある!
③プロバイダが1社に限定されているがIPv6で高速インターネットが楽しめる!
④転用でも代理店ならキャッシュバックキャンペーンを実施している!
という要素になります。
また、代理店から申し込むメリットとしては、公式のキャンペーンと併用できるパターンが多いので(と言っても転用向けのキャンペーンは公式だとあまりやらないのですが)、利用するなら代理店からにするのが得策でしょう。
1位:ソフトバンク光の代理店 |
2位:ビッグローブ光の代理店 |
3位:ニフティ光の代理店 |