
インターネットサービスの中でも大手の一社と位置付けられているOCN光。
引越しをこれから迎える方で、OCN光を利用中という状況の場合、大手で安心感があるし、このまま続けたいけど、他社もキャッシュバックキャンペーンがあって気になっちゃうな~、なんて悩んでしまいますよね。
今回は、OCN光の引越しの手順や費用と、乗り換えを検討する場合のオススメの回線についてご紹介させていただきますので、少しでも引越しの負担を軽くできれば幸いです。
目次
OCN光の引越し詳細
※画像引用元:OCN光
ではまず、OCN光の引越しに関する手順やコストについて解説を致します。
気を付けて欲しいポイントが所々にあるため、注意しながら読んでください。
手続きの手順
STEP①引越し先で現在利用中のサービスを利用できるか確認
移転先の住所が決まり次第、接続中のプランが引越し先でも利用可能か、NTT東西のサイトから確認しましょう。
※現在利用中のプランは、OCNの「マイページ」にログインしてチェックすることができます。
STEP②引越手続き
OCNのマイページから、設置場所、契約者、請求書送付先など各住所の変更をしてください。
※東日本、西日本の各サービスエリア内の引越しに限定されます。
なお、以下の項目が該当する場合は、カスタマーズフロントに問合せましょう。
・東日本~西日本を跨いだ引越しになる場合。
・引越しに伴うプラン変更を希望する場合。
カスタマーズフロント(個人向け) |
0120-506506 受付時間:10:00~19:00 ※日・祝・年末年始を除く。 【IP電話からフリーダイヤルにつながらない場合】 050-3786-0506 ※通話料は自己負担となる。 |
STEP③工事日程・内容の確認(申込から2週間前後)
申込後に、回線工事の日程や内容について、OCN側から連絡が入ります。
※場合によっては、工事日の調整に時間がかかる場合があるのでご注意を。
STEP④機器の返却や回線の撤去工事を着工(③で確認した内容から実施)
派遣工事あり | 派遣工事なし |
立会が必要となる場合がある。 | 回収キットに機器を収納して返却するか、あるいは契約者自身で機器を移転先に移動する場合がある。 |
STEP⑤引越し先にて回線工事を着工(③で確認した内容から実施)
派遣工事あり | 派遣工事なし |
立会が必要となる場合がある。 | OCNより事前に郵送、あるいは契約者自身で機器を移転先に移動する場合がある。 |
STEP⑥移転先でOCN光を利用開始
場合によってはPC等に設定を行うことがあります。
移転費用はどれくらい?
OCN光の引越しの手順はご理解いただけたかと思いますが、費用がわからないことには、使い続けるか決め手に欠けますよね。
では一体、どれほどの費用が発生するのでしょうか?
ファミリータイプ | ||
| 工事費 | |
一括 | 分割 | |
派遣工事あり ※屋内配線新設あり | 18,000円 | 初回:3,000円 + 2回目~:500円×30回 |
派遣工事あり ※屋内配線新設なし | 7,600円 | 初回:1,600円 + 2回目~:200円×30回 |
無派遣工事 ※自身で機器を設置 | 2,000円 |
|
次に、集合住宅の場合の費用です。
マンションタイプ | ||
| 工事費 | |
一括 | 分割 | |
派遣工事あり ※屋内配線新設あり | 15,000円 | 初回:3,000円 + 2回目~:400円×30回 |
派遣工事あり ※屋内配線新設なし | 7,600円 | 初回:1,600円 + 2回目~:200円×30回 |
無派遣工事 ※自身で機器を設置 | 2,000円 |
|
工事費用は、移転先の住宅タイプによって変動します。
一万円を超える工事となると、ちょっと苦しいかもしれないですね。
費用の詳細については、事前に確認を取ってから工事の日程を決めるので、ひとまず最大でいくら掛かるかについて理解しておきましょう。
引越しキャンペーンでアート引越センターをお得に利用できる
工事費の最大額がちょっと高いなぁ、という心配はありますが、OCN会員に向けた「引越しキャンペーン」という、アート引越センターを利用すると引越しに掛かる基本料金に30%の割引が適用され、さらにダンボールが50枚プレゼントされる、期間限定(※2018年1月9日~同年4月30日まで)のキャンペーンがOCN光で実施されています。
工事費用は最大額になると厄介ですが、引越し費用が安くなるのは結構良いサービスですよね。
とは言え、もっと安くなる業者が見つかったのに、アート引越センターに限定されるのは都合が悪い!ということも考えられるかもしれませんが。
乗り換えるとすると…?
これまではOCN光を移転することが前提とした流れで解説して参りましたが、ここからは乗り換える場合について解説して参ります。
乗り換えるにしたって懸念されるのが、「違約金」という問題がありますよね。
OCN光では、ホームタイプもマンションタイプも、違約金は一貫して11,000円となっています。
違約金が発生する条件は、基本的に更新月以外に解約する場合が該当しますが、大抵はそんなうまいタイミングで解約することなんてありません。
これはとにもかくにも、乗り換え時の足枷となってしまいます。
しかし、この違約金を代わりに負担してくれるキャンペーンも、実はあったりするんですよね。
乗り換え先がauひかりの場合
まずは、auひかりに乗り換えた場合について説明したいと思います。
違約金や開通工事費用については、以下のキャンペーンを利用しましょう。
違約金はauひかり新スタートサポートでカバー
画像引用元:auひかり
auひかりでは新スタートサポートという、解約時に発生する違約金を最大30,000円まで代わりに負担するキャンペーンを実施しています。
OCN光で発生する違約金も、大凡はこれでカバーできるはずです。
初期費用相当額割引
この割引きは、auひかりの開通工事にかかる費用に相当する金額の割引きを、月々の利用料に割り振る形で充てて、実質無料化する割引きとなっています。
工事費用はホームタイプだと37,500円、マンションタイプだと30,000円も掛かってしまうため、利用した方がいいでしょう。
通信速度が評価されているauひかり
俄に囁かれているのが、auひかりは通信速度が他社より速い!という、目を疑ってしまう評判。
実際の速度は1Gbpsとなっており、ソフトバンク光などと変わりなく、電波状況によって左右される面もありますし、確定的なことでは無いのですが、これは共有人数に関わりがある様で、フレッツ光回線を利用する光コラボと比べると、契約者数がさほど多くないことから、混み合いにくく速度が安定しやすいのでは、と言われています。
しかし初期費用相当額割引きというものがあっても、最初に結構な金額を持って行かれてしまうのはキツいハズなので、代理店が実施するキャッシュバックキャンペーンなども駆使して、初期費用を抑えるといいでしょう。
乗り換え先がソフトバンク光の場合
ソフトバンク光でも、auひかり同様に乗り換え時の負担を軽減するキャンペーンに取り組んでいます。
工事費用もガッツリ無料になるキャンペーンがあるため、こちらもきっちり利用しておきたいサービスを展開しています。
乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン
画像引用元:ソフトバンク光
こちらは名前の通り、最大で24,000円にもなる工事費を実質無料化するキャンペーンとなっています。
光回線の開通工事は、それなりの費用を負担することがネックとなっていますが、ソフトバンク光では、この工事費の相当額の普通為替を送るか、月額料金の割引きに充てる形を取っています。
あんしん乗り換えキャンペーン
こちらは他社から乗り換え新規で契約すると、最大10万円まで違約金や撤去費用を還元するキャンペーンとなっているのですが、この金額は結構思い切っていますよね。
どれくらい手厚いかについては、コチラでご確認お願いします。
新生活応援キャンペーン
こちらは、2018年1月19日~同年5月7日までにソフトバンク光を引越し先にて新規でご利用になられる方に向けたキャッシュバックキャンペーンとなっていて、24,000円の金額がキャッシュバック or 24ヶ月間の月額割引きに充てられるというもので、乗り換えでない方でも適用されるため、裾野が広い点が特徴です。
詳細はコチラからどうぞ。
また、前述でも少し触れましたが、ソフトバンクでは光回線以外にも無線機器を扱ったソフトバンクAirというサービスも展開しているので、特に光回線に対してこだわりが無ければ、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
ソフトバンク光とAirの比較はコチラからご確認ください。
いかがでしたか?
OCN光をご利用中の方は、これからどうされるか、意向は決まりましたでしょうか?
もし乗り換えを検討されるのであれば、auユーザーであればau光は当然オススメですし、ソフトバンクユーザーであればソフトバンク光/Airがオススメです。
何と言っても乗り換え時の違約金や初期費用へのサポートは、頭一つ抜けていますからね。
OCNの格安スマホを利用されている方なら、ワイモバイルに乗り換える、なんていうのもアリかもしれません。
ワイモバイルならソフトバンク光/Airとのセット割がありますし、格安スマホを使い続けたいという場合、乗り換える理由としては十分だと思います。