
ドコモユーザーの方々は以前まで、インターネットの契約において、フレッツ光に加入しても特にこれと言った割引サービスを受けること無く利用してきませんでしたか?
NTT同士なんだから、大目に見て安くしてくれたっていいじゃない!と思っていた人も少なからずいるかもしれませんね。
そこで満を持して開始したサービスが「ドコモ光」。
当然ながら、このサービスをドコモのスマホと一緒に利用するとセット割が適用される様になっています。
しかも他社の光コラボレーションと違って、数多くのプロバイダを選択することが可能です。
ですがその多さから、どれを選べばいいのよ…と、途方に暮れてしまいますよね。
恐らくドコモ光のご利用を検討される方は、ドコモユーザーの方に絞られるかと思いますが(他社のキャリアだとおトクさは正直無いです)、どのプロバイダを選べばいいか参考にされてみてください。
念のため最初に言っておきますと、ドコモ光はプロバイダの選択肢は多いですが、問い合わせ先が二ヶ所になってしまいます。 他社光回線であれば問い合わせ先が一本に絞られるのも今では珍しくないので、そこのところに億劫さを感じる方には ドコモ光はおすすめしません。 見方によっては、「片方でわからなかったことが、もう片方でわかった!」ということも考えられなくもないですが。 |
目次
ドコモ光で選択できるプロバイダ
フレッツ光を利用する場合、回線使用料として月額料金とプロバイダ料金を支払うことになります。
プロバイダは契約者自身が選ばなければいけず、その上プロバイダによって月額料金が異なり、さらにサービス内容にもそれぞれの特徴が見られます。
ドコモ光もまた契約者が選ぶ必要があり、プロバイダは大きく3つに分けられます。
1:タイプA
2:タイプB
3:単独タイプ
3は、ご自身でプロバイダを選択する特殊例であるため、今回は保留ということで。
実際は、月額料金が加算される様になっています。
タイプAは計18社で、タイプBは計7社となりますが、表にしてみると、この様になります。
タイプAのプロバイダ
プロバイダ | 提供メールアドレス | セキュリティサービス |
ドコモnet | 1(1GB) | 12ヶ月無料 |
ぷらら | 7(2GB) | 12ヶ月無料 |
So-net | 4(無制限) | 24ヶ月無料 |
BIGLOBE | 5(無制限) | 12ヶ月無料 |
DTI | 10(無制限) | 有料 |
BBエキサイト | 1(2GB) | 有料 |
エディオンネット | 1(1GB) | 有料 |
シナプス | 1(1GB) | 有料 |
楽天ブロードバンド | 10(200MB) | 有料 |
01光コアラ | 1(5GB) | – |
アンドライン | 1(2GB) | 有料 |
ネスク | 1(5GB) | 有料 |
ハイホー | 1(1GB) | 有料 |
GMO | 15(無制限) | 有料 |
IC-NET | 1(3GB) | 有料 |
タイガースネット | 2(100MB) | 永年無料 |
TiKiTiKi | 1(1GB) | 有料 |
ウーパ | 1(5GB) | 有料 |
タイプBのプロバイダ
プロバイダ | 提供メールアドレス | セキュリティサービス |
ASAHIネット | 1(無制限) | – |
@nifty | 1(5GB) | 有料 |
アットティーエム | 1(無制限) | 有料 |
TNC | 3(無制限) | 有料 |
OCN | 1(1GB) | 12ヶ月無料 |
WAKWAK | 2(50MB) | 有料 |
チャンプルネット | 1(5GB) | 有料 |
かなり色々ありすぎて、余計混乱してきましたか?
ひとまず消去法として、問題点しか見られないプロバイダについても説明していこうと思いますので、ご安心ください。
さて、それぞれどの様なサービスがあるのでしょうか。
最低限として、セキュリティ対策やメールサービスはしっかり整っていてほしいですよね。
プロバイダ料金やサービスの違い
タイプA
戸建て/5,200円
マンション/4,000円
タイプB
戸建て/5,400円
マンション/4,200円
プロバイダ料金を単独タイプの月額料金で見ていきますと、
タイプA/200円
タイプB/400円
と、この様な料金になりました。
概ねプロバイダ単独の月額料金と比べると、半額以下になります。
プロバイダはどう選ぶべきか?
プロバイダ別のサービス内容についてですが、タイプAとタイプB、どちらも料金に関しては、安価な設定だと言えるでしょう。
ですが、安さだけででプロバイダを選ぶのは、正直ベストだとは言えません。
注目すべきはメール容量にチェック機能、それとセキュリティ対策も重要です。
ここのところ、マルウエアやスパイウエアによって、セキュリティが危険に曝されています。
そのため、セキュリティ対策をしっかり行っているプロバイダを選ぶことが必須となってきます。
そういった観点でタイプAを見てみると、タイプAには推奨できないプロバイダもチラホラ。
やはりサービス内容について触れておらず、セキュリティ対策もオプションとして扱われているのがネックとなります。
ドコモ光においておすすめ出来ないプロバイダは以下の通り。
・ANDLINE
・DTI
・excite
・hi-ho
・エディオンネット
これらの業者は、サービス内容が曖昧で、ドコモ光においては選ぶことはおすすめしません。
安全パイのプロバイダは、また後述でご紹介したいと思います。
タイプBにもサービスがイマイチなところがあります。
・Asahinet
・WAKWAK
この2つは、サービスの詳細が不明なため、おすすめ出来ません。
他のものにしても、セキュリティ対策がオプションとなっているのは微妙なポイントですね。
では、ドコモ光では、どのプロバイダを選べばいいのでしょうか?
ドコモ光・おすすめプロバイダBEST6!
ドコモ光のおすすめプロバイダ、まずはタイプAからご紹介させていただきます。
【ドコモnet】
やはり安定のNTTドコモ、メール容量も十分でセキュリティ対策も厳重です。
ひとまず選んで失敗はありません。
【Plala】
こちらもNTTグループなので、セキュリティ対策がしっかり整っており、ひとまずサポート面は安心です。
【So-net】
So-netは、ソニーグループ傘下のプロバイダで、メールチェックやセキュリティ対策も言うことなしです。
【BIGLOBE】
こちらもプロバイダの中ではADSLの頃からの老舗として有名ですね。
長年培われてきた信頼性に伴うセキュリティは万全です。
【楽天ブロードバンド】
こちらもセキュリティ対策は抜かりなし、そして何と言っても楽天スーパーポイント還元がありますから、楽天会員にとっては非常に美味しいですよね。
他にもありますが、やはり利便性で特に優れているのは、以上になりますかね。
タイプBで選ぶとしたら、OCNや@niftyでしょう。
大手だけあって、セキュリティや対応が良いです。
ですが、やっぱりドコモ光でのプロバイダ選びは、タイプAにしておくのが、経済面で見て無難でしょう。
ドコモ光はプロバイダを変えることができる!
ドコモ光では、プロバイダを変更することが可能です。
ですが当然そこには注意点も。
①3,000円のプロバイダ変更手数料が発生
②それまで利用していたメールアドレスを含むサービスの停止
③違約金を支払わなければいけないケースもある
プロバイダが提供しているメールアドレスを使用している人は、突然メールが使えなくなって「しまった!」ということのない様に、慎重に判断しましょう。
ご理解いただけたでしょうか?
さて、以上で大方ドコモ光について分かっていただけたでしょうか。
ドコモ光のプロバイダ事情は、ゴチャゴチャと分かりにくいと思われている様なので、料金面やサービスなど、重要な内容を整理して、イメージがまとまったのではないかと思います。
とりあえず、プロバイダをどう選んでいいか迷ったら、ひとまずタイプAの中から絞ること。
その中でも大手プロバイダを選ぶと、大きな間違いにはならないはず。
まとめますと、ドコモ光で個人的に推奨できるプロバイダは以下の計7社。
【タイプA】
①ドコモNet
②ぷらら
③So-net
④ビッグローブ
⑤楽天ブロードバンド
【タイプB】
①OCN
②@nifty
ドコモ光を利用する場合は、是非当ページを参考にされてみてください。
…しかし、ドコモ光の選択肢の自由度は非常にうれしいですが、問い合わせ先が2か所になってしまうので、正直これは面倒だな~と思います。
とは言え、自分が利用しているキャリアの光コラボがあるのなら、できればそこにこだわりたいと思ってしまうのも、人間の性ですよね。
ドコモ光が、もうちょっと裾野を広げてくれたら、言うこと無いんですけども。
それだけキャリアトップとしての余裕があるということなんでしょうか、いやはや。
ドコモユーザーと言えど、まだ躊躇する節があれば、別の光コラボを見てみましょう。
↓このあたりだと、問い合わせ先も一本化されていて、他社のキャリアにとっても料金面で敷居が低いのでオススメです。