
インターネットを使いたい!
新しくインターネットを契約する時、さまざまな選択肢が広がってくるのでかなり迷うことになりますよね。
現在インターネットと言えば光回線が主流ですが、WiMAXを利用する人もここ数年で結構増えてきているみたいです。
安定性重視なら固定回線の光インターネット、お手軽さ重視ならWiMAX、という認識が浸透しているかとは思いますが、今回はあらためて両方のメリット・デメリットを比較していきたいと思います!
出来ることなら、便利で、安くて、サクサクつながる!
そんなネット回線を利用したいものです。
今回は固定回線の中でも料金が安くIPv6接続が完備のビッグローブ光と、WiMAX最大手のUQ WiMAXを比較し、どちらがどのような人に合っているのかをまとめていますので、WiMAXか固定回線かどちらかで迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
※UQWiMAXとauひかりを比較した記事はこちら!▼
目次
ビッグローブ光とUQ WiMAXを比較!
まずはお互いのスペックをおさらいしていきましょう。
ビッグローブ光 (光コラボレーション) | UQ WiMAX (モバイルルーター) | |
月額料金 | 戸建て:4,980円 集合住宅:3,980円 | UQFlat ギガ放題:4,380円 UQFlatツープラス:3,696円(月間7GBまでの制限) |
初期費用 | 事務手数料:3,000円(3年プラン) 開通工事費:無料(相当割引) | 事務手数料:3,000円 |
速度制限 | なし | 3日間で通信料が10GBを超えた場合128kbpsに制限 |
契約期間 | 3年間 (2年プランもあり) | 3年間 (2年プランもあり) |
スマホとのセット割引 | ・auスマートバリュー ・auセット割 | ・auスマートバリューmine (最大1000円割引・1台のみ適用可) |
解約違約金 | 3年プラン:20,000円 2年プラン:9,500円 | 1年目:19,000円 |
さて、UQWiMAXとビッグローブ光の基本情報はこんなところです。
共通項は、両方とも契約の際に事務手数料3,000円の支払いが必要なことと、両方ともauケータイとのセット割引があることです。なのでauユーザーにとってはどちらもおすすめなネット回線と言えるでしょう。
それではもっと具体的にこの2つを比較していきましょう!
月額料金の比較!
月額利用料金 | |
ビッグローブ光 | WiMAX |
戸建て:4,980円 マンション:3,980円 | データ無制限プラン:4,380円 データ制限ありプラン(7GBまで):3,696円 |
と、このように、毎月の支払いを抑えたいのであれば明らかにWiMAXが向いていますね。
ただご覧の通り、ビッグローブ光はフレッツ光回線を使用した光コラボ回線であるにもかかわらず、プロバイダ料込みで5,000円を切るという光コラボの中でも価格設定が低めな点に注目です。
なんとマンションプランではWiMAXのデータ無制限プランに勝る安さ。マンションに住んでいる人は比較吟味する余地アリ、と言えるでしょう。
では、金額だけではなくいろいろな要素で本格的に比較して見ましょう!
速度で比較!
インターネットを選ぶにおいてかなり重要と言えるポイント、通信速度を比較して見ましょう。
「速度なんて・・・普通に使えればいいよ」と思っているそこのあなた!「普通に使えるレベル」というのは、実は結構ハイスペックなネット回線だったりするんです。
ここを軽視したがために、なかなかページが表示されなくてイライラするようなネット回線を引いてしまった…という人も少なくありません。速度スペックの軽視はあとで絶対に後悔すると言っても過言ではないでしょう。
通信速度・速度制限 | |
ビッグローブ光 | WiMAX |
最大速度:1Gbps 速度制限:なし さらに、IPoE/IPv6方式に切り替え可能 | 最大速度: 下り最大220Mbps 速度制限:3日間で10GBを超えると128kbpsに制限 |
このような形になります。
速度においては明らかにビッグローブ光もとい光コラボ回線が有利なのがお分かりいただけるかと思います。WiMAXは光回線の半分以下の数値ですよね。
筆者が実際に両方を使ってみて、使い心地の感覚としては、
光回線 | クリック直後すぐページが表示される →パッパと進む感じでストレスがない◎ |
WiMAX | クリックして最低2~3秒は読み込みに時間がかかる(動画はもっとかかる場合も) →概ね普通に使えてはいるが、PC上の作業量が多い場合はストレスを感じる。ゲームなどには不向き |
といった感じです。もちろん、お互いに回線のコンディションが良い状態で使用した時の感覚ですので、回線混雑の時間帯や使用する地域によっては使い心地はさらに上下すると考えられます。
要するに、インターネットの使い心地はこの最大速度の数値が大きく影響しているという訳です。
WiMAXの速度制限について
これは主にデータ無制限プランの人へ向けた話ですが、上記の通り、WiMAXには3日間で10GBまでという制限があります。
10GBの具体的な目安は、YouTube動画10時間再生くらいと言われています。
そこそこ使えるじゃん。という印象かと思いますが、あくまで動画再生の目安です。大きなデータをダウンロード・アップロードする人や、オンラインゲームを楽しみたい人などはもっと注意する必要があるでしょう。また、WiMAX1台で家族複数台のPCやスマホを使おうと考えている人は少し無謀かもしれませんので要検討です。
制限がかかって128kbpsにされてしまうと、動画の再生なんてほぼ不可能なレベルにまで通信が出来なくなってしまいます。
ビッグローブ光においては速度制限が無いためこのような心配がありません。
光回線でもプロバイダによっては短期間で30GB以上使用した場合に制限がかかる、というようなところもありますが、よほど特殊な使い方をしない限り1度に30GBを使用することはまず無いでしょう。さらにビッグローブ光は速度に関してより優れた性能があります。
ビッグローブ光はIPv6方式採用でよりサクサク!
ビッグローブ光をはじめ、一部光回線ではIPoE/IPv6方式を採用しています。
難しい話を飛ばしたい人のためにひと言でいうと、より通信が速く使えるようになる方式に切り替えができる、というサービスです。
ただでさえ速い光回線ですが、このIPv6方式に切り替えることによってより快適に、速くつながるようになります。現在の光回線はIPv4方式が標準となっているので、このIPv6はいわば速度のアップグレードですね。
仕組みを簡単に説明すると、
IPv4方式
ネット利用者 → 網終端装置 → プロバイダ → インターネット回線
各都道府県に「網終端装置」という、ネット通信を媒介する装置があると思って下さい。通常はこの網終端装置を通してネットを利用することになるため、ここで混雑が起こることによって速度にも影響が出てくるのです。
そこから抜け出す方法が、このIPoE/IPv6方式。
IPv6方式
ネット利用者 → プロバイダ → インターネット回線
このように、「網終端装置」を介さずにインターネットを利用することが出来るため、混雑をスキップして速度アップが見込める!という訳です。
ちなみにこの「V6プラス」、代表的なところだとauひかりでも採用されています。
開通工事が発生する
さて、ここがビッグローブ光(固定回線)とWiMAXの最大の違いと言えるでしょう。
ネット回線を使うための開通工事の有無についてです。
開通工事の有無 | |
ビッグローブ光 | WiMAX |
必要 工事費:3年プランは無料。 | 不要 |
いわずもがな、ビッグローブ光はフレッツ光回線を使用しているため、光ファイバーを自宅に引き込むための開通工事が必要となります。
工事というと大がかりな印象を抱いてしまいますが、業者の人による1時間程度の簡単な作業です。そして回線を自宅に引き込むため、立ち合いも必要になります。
工事費用は、3年契約で加入すると無料。(工事費相当割引。)ただし代理店で申し込めば2年契約で申し込んでも負担額は18,000円→3,000円に割引してもらえます。
ですので費用面での心配は無いとしても、開通工事のためのスケジュール設定が面倒に感じる人は居るかもしれませんね。この点は固定回線のデメリットと言えるでしょう。
しかしながら確実に快適なインターネットを使いたい、という人にとっては開通工事は必要な初期投資です。
対するWiMAXですが、ルーター端末が自宅に届いた時点でネットが使えるようになるためかなりお手軽です。そういう意味では、自宅が工事不可能なマンションだったり、一人暮らしのライトユーザーにとってはWiMAXが向いていると言えますね。
セット割で比較!
ビッグローブ光とUQWiMAXのさらなる共通点は、auケータイとのセット割引があることです。
ビッグローブ光 → ①auスマートバリュー or ②auセット割
ビッグローブ光にはauスマホとのセット割引サービスがなんと2種類あります。
★1つは、auスマートバリュー。
ビッグローブ光とセットでau端末最大10台まで割引が可能。月々最大2,000円の高額割引が入ります。(スマホの契約データ量によって割引額は変動。)
固定電話(光電話)への加入が必要です。
★2つめは、auセット割。
au端末は1台までで、1,200円か500円かどちらかの割引が入ります。固定電話の加入義務はありません。
(こちらも、割引額は端末の契約データ量により変動。)
の2種類です。
単純に割引額が大きいのと、ビッグローブ光1契約で複数台のauスマホに割引が入ることから、基本的におすすめなのはauスマートバリューを受けることですが、条件次第ではauセット割を受けた方がお得な場合があります。
auスマートバリューとauセット割の割引額と比較の記事はこちら!▼
こちらの記事でもまとめているのですが、
auスマートバリューとauセット割を比較するときのポイントは、
・au端末の契約が何台あるのか(家族内で何人所有しているか)
・auスマートバリューはauひかり電話(月額500円)の加入が必要である
・auスマートバリューの最大割引額の持続は2年間まで。3年目以降は割引額が下がる。
といったところです。これらを踏まえて一度計算してみて、自分にとってお得になるほうの割引を選びましょう。“auスマートバリュー”と”auセット割”の併用は不可です。
WiMAX → auスマートバリューmine
UQWiMAXにも、auスマホとのセット割引プランが存在します。
それがauスマートバリューmine。
UQWiMAXの指定機種と、auスマホとセットでスマホ側に毎月最大1,000円の割引が入るセット割引サービスです。割引額はスマートバリューと同じで契約データ容量によって違います。
割引表・スマホプラン
auピタットプラン | スーパーカケホ、カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~2GBまで | 永年 500円 |
スーパーカケホ、カケホ、シンプル:2GB超~20GBまで | 永年 1000円 | |
フラットプラン20/30 | 永年 1000円 | |
データ定額5/20/30 LTEフラット ISフラット | 永年 934円 | |
データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン カケホ(3Gケータイ・データ付) | 永年 734円 | |
データ定額1 | 永年 500円 |
ケータイ(4G LTE)
データ定額5(ケータイ) | 永年 934円 |
データ定額2/3(ケータイ) | 永年 743円 |
データ定額1(ケータイ) | 永年 500円 |
ケータイ(3G)
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 永年 743円 |
スマートバリューに比べスマホ側のバリエーションは若干少なくなるのと、割引額もスマートバリューに比べると少額ですが、このようにセット割引が適用されます。
mineのauスマートバリューとの大きな違いは
・割引額は永年同じ
・適用できるのはau端末1台のみ
という点です。
光回線ならキャッシュバックが高額
もう一つ、決定的にビッグローブ光への加入が有利な点として、高額キャッシュバックがもらえるという事が挙げられます。
ビッグローブ光正規代理店 NEXT | |
① 高額キャッシュバック 35,000円(新規) ② 工事費無料or割引+26,000円 | |
オプション申し込み:不要 還元形態:現金振り込み、銀行口座を電話で伝えるだけ 還元時期:開通2カ月後 |
この代理店NEXTは優良なインターネット販売代理店としてKDDIやSoftbankから表彰された実績もあり、申込代理店としてはイチオシです。
NEXTのキャッシュバックキャンペーンは2種類から選ぶことができ、
①キャッシュバックのみを希望 → 35,000円進呈
②工事費無料or割引とキャッシュバック → 工事費無料または大幅割引+26,000円進呈
の2パターンになっています。
注目すべきは②のパターンで、2年プランで申し込んだ場合でも工事費を大幅に割引してくれ、工事費負担が3,000円のみになります。
ビッグローブに直接申し込んだ場合、2年プランの工事費最大18,000円は全額自己負担のため、このサービスは嬉しいですね。
結局どっちが良いの?
以上のことを踏まえて結論を出すとするならば、
ビッグローブ光がおすすめな人
「安く光回線を使いたい!」「IPv6接続を体験したい!」「サクサクインターネットを使いたい!」「家族でネットを使うし、家族内にauユーザーがいる」「キャンペーンに魅力を感じる」
WiMAXがおすすめな人
「とにかく安く使いたい」「1人暮らしでとにかく手軽にネットを繋ぎたい」「速さにこだわりは無い」「常にWiFiを持ち歩きたい」
という結論に至ります!
自分の生活スタイルに合わせて、優先したい要素を加味して、後悔の無いインターネットを選びましょう。