
インターネットサービスで恐らく最も有名なのが、フレッツ光でしょうね。
NTTが提供する光回線のブランドですから、すっかりインターネットの代名詞的な存在として認識されているかと思います。
…しかしそんな大手のフレッツ光なんですが、今契約するのは、あまり賢い選択とは言えず、ハッキリ言って、おすすめはしません。
というのも、フレッツ光を利用することで、四重苦が重く伸し掛かってしまうからです。
四重苦とは一体何なのか?それは、
①月額料金が高額
②手続きがややこしい
③スマホとのセット割をやっていない
④キャッシュバックキャンペーンをやっていない
などのデメリットが、その四重苦に該当します。
それでは、今のフレッツ光事情について、詳しく解説していきたいと思います。
目次
フレッツ光の四十苦とは?
あれだけ名を馳せたフレッツ光が、どうしてそんな四十苦と言われるほど、おすすめできないようなところにまで落ち込んでしまったのか、一つ一つ紐解いていきたいと思います。
苦しみ①月額料金が高額
フレッツ光の月額料金は、他社と比べてコスパが圧倒的に悪いです。
各社月額料金比較※プロバイダ料含む | ||||
タイプ | フレッツ光 | ソフトバンク光 | auひかり | ビッグローブ光 |
ホーム | 6,500円 | 5,200円 | 5,100円 | 4,980円 |
マンション | 5,000円 | 3,800円 | 3,800円 | 3,980円 |
ホームタイプにしろマンションタイプにしろ、フレッツ光の方が他社よりも1,000円以上かかってしまうのが分かりますね、この差はあまりにも大きすぎます。
苦しみ②手続きがややこしい
フレッツ光ではNTT東西と、インターネットを接続するプロバイダの二社と契約を結ぶことになるのですが、この契約を交わさなければフレッツ光を利用することはできません。
この契約方式の何が問題かと言うと、料金を別々に払わなければいけなかったり、サポート窓口に問い合わせる際も、2ヶ所に尋ねなければならないという、非常に面倒なシステムになっています。
フレッツ光以外だと、こういったことは無く、契約も支払も問い合わせ先も一本化されています。
そのため契約が簡略化され、費用も余分に発生せず、低コストに抑えることができるのです。
苦しみ③スマホとのセット割をやっていない
今やスマホとのセット割を実施するのは普通になってきていて、そのために自分の持つスマホのキャリアを対象としたセット割を実施する光回線を利用する方も珍しくありません。
セット割の割引額は、スマホで契約しているデータ通信プランによって決まっていますが、フレッツ光の場合だと、そういったセット割自体が受けられません。
ただでさえ月額料金が高いのに、そのような割引も受けられないとなると、契約するメリットがいよいよ分からなくなってしまいますよね。
苦しみ④キャッシュバックキャンペーンを実施していない
インターネットを契約する際に、乗り換え時の違約金の還元などを含む、キャッシュバックキャンペーンが適用されることがあります。
そのキャッシュバックキャンペーンなんですが、フレッツ光では行っていないのです。
フレッツ光も昔は家電量販店などで、家電やゲーム機などが貰えるキャンペーンが行われるのが日常的だったのですが、光コラボのサービスが展開されている今では、NTTはフレッツ光の販促を止め、キャッシュバックキャンペーンがフレッツ光で実施されることは、ほぼ無くなりました。
フレッツ光の回線は光コラボの時代へ
契約がややこしく、問い合わせも面倒で月額料金が高いフレッツ光でしたが、これらのデメリットを克服したサービスとなるのが、フレッツ光回線をレンタルして独自のサービスへと昇華した光コラボレーション(以下:光コラボ)です。
月額料金が安くなるのはもちろん、契約も別々でなく統一されており、セット割を実施しているところも多く、サポート窓口も一本化されていて、さらにキャッシュバックキャンペーンを実施しているところも多いです。
この光コラボに参入しているインターネットサービスは非常に多く、2015年に開始してから、怒涛の勢いで増えており、先述したソフトバンク光やビッグローブ光をはじめ、ドコモ光にOCN光、ニフティ光、ソネット光などなど…他にも地方限定で展開されているサービスもあるので、数えていったらキリが無いほどです。
フレッツ光じゃなければどこがいいの?
「そんなにいっぱいあるんなら、どれを選んでいいのか分かんないよ!」
ってなっちゃいますよね、そりゃそーです。
地方にお住まいの方なら、例えば中部エリアで提供されているコミュファ光だと、キャッシュバックキャンペーンもお得ですし、月額料金も安いので、そういった選択肢もありますが、ここでは全国共通でおすすめの光回線を紹介したいと思います。
元々フレッツ光をご利用になられている方なら、乗り換え先が光コラボになる場合、回線をそのままに契約を切り替えるだけの転用という手続きも出来ますので、そうすれば基本的に初期費用は事務手数料(大体3,000円ほど)だけで済むので安心です。
おすすめ①ソフトバンク光
ソフトバンク光公式
まず最初におすすめするのがソフトバンク光。
ソフトバンク光では、他社から乗り換えられる方に向けた、あんしん乗り換えキャンペーンという、最大10万円まで違約金を還元するサービスを実施しています。
月額料金はフレッツ光との比較で先述していますが、改めて載せますね。
ソフトバンク光 月額料金 | |
ホームタイプ | マンションタイプ |
5,200円 | 3,800円 |
工事費は以下をご参照ください。
ソフトバンク光 工事費用 | |
立会工事あり① | 24,000円 |
立会工事あり②※室内工事のみ | 9,600円 |
立会工事なし③※光ファイバー導入済み住宅 | 2,000円 |
また、ソフトバンク光は、光コラボの中でもセット割が特に魅力的。
ソフトバンクユーザーならもちろん、セット割となるおうち割 光セットが適用されますが、格安スマホやモバイルルーターなどで知られるワイモバイルも、ソフトバンクグループのサービスとなっているため、おうち割 光セット(A)という割引が適用されます。
おうち割の最低限の適用条件ですが、以下のオプションを利用する必要があります。
おうち割 適用条件 |
・無線LANルーター「光BBユニット」のレンタル ・光BBユニットからWiFiを飛ばす「WiFiマルチパック」を申込 ・ホワイト光電話/ひかり電話(N)+BBフォン/BBフォンのいずれかを利用 |
オプション総額:500円/月 |
ソフトバンク光が気になりましたら、以下からお手続きされてみてください。
キャッシュバックキャンペーンがとってもお得で、公式のキャンペーンとも併用できます。
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おすすめ②auひかり

画像引用元:auひかり
続いてauひかり。
こちらはもちろんauユーザーなら特におすすめとなっていますが、光コラボではなく独自回線となっているため、フレッツ光から乗り換える場合でも、必ず新規扱いとなります。
ただ、こちらでもソフトバンク光同様に、auひかり新スタートサポートという、最大3万円まで乗り換え時の違約金を還元するキャンペーンを展開しています。
月額料金は以下をご参照ください。
auひかり 月額料金 | |
ホームタイプ | マンションタイプ |
5,100円 | 3,800円 |
auひかり 工事費用 | |
ホームタイプ | マンションタイプ |
37,500円 | 30,000円 |
工事費はだいぶ高額ではありますが、分割払いも可能で、さらに言うと無料化もできます(後述)。
そしてauひかりの割引ですが、auのスマホやケータイ、タブレットの月額料金が割引されるauスマートバリューか、auひかりの月額料金が割引されるauセット割のいずれかから選ぶことができます。
auスマートバリューですと、ご家族分のau端末の利用料金も割引対象となっているので、こっちの方がおすすめですが、auセット割だとひかり電話の契約などの条件が無いので、カンタンに適用されます。
auスマートバリューの最低限の適用条件は、以下をご参照に。
auスマートバリュー 適用条件 |
・ネット+ひかり電話で申込 ・au端末のパケット定額を利用 ・auひかりとauスマホの契約住所が同一姓 |
ひかり電話 基本料金:500円/月 |
また、ひかり電話に加入することで、auひかりの月額料金に開通工事費に相当する額の割引が毎月適用されるので、工事費を分割で支払っても実質無料となるので、ひかり電話は利用した方が断然おトクです。
auひかりが気になりましたら、以下から申し込んでみてください。
こちらもキャッシュバックキャンペーンが非常にお得で、ソフトバンク光同様、公式のキャンペーンと併用できます。
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おすすめ③ビッグローブ光
画像引用元:ビッグローブ光
ビッグローブ光は、今回ご紹介する中では一番利用料金が安くなりますね。
また、auひかりが対応されていないエリアにお住まいの方にとって朗報なのが、auスマートバリューやauセット割を実施しているということ。
条件も同じようになっています。
とりあえず月額料金を先にご覧頂きましょうか、
ビッグローブ光 月額料金 | |
ホームタイプ | マンションタイプ |
4,980円 | 3,980円 |
そして次に工事費です。
ビッグローブ光 工事費用 | |
ホームタイプ | マンションタイプ |
18,000円 | 15,000円 |
ビッグローブ光でも、キャッシュバックキャンペーンを実施していることはしているんですが、適用されるには公式から申し込まなければならず、また、条件があまり優しくありません。
であれば、適用条件の厳しくない代理店のキャッシュバックキャンペーンを利用する方が得策です。
条件が厳しくない代理店を選ぶのがおすすめです。
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