
インターネット回線と言えば「フレッツ光」!多くの人が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。NTTが提供するフレッツ光は、今や加入者数NO.1。提供エリアも、全国90%を網羅しています。「インターネットをするなら、フレッツ光にすればOK!」と思っている人は多いでしょう。
でも、もうひとつ気になる回線がありませんか?そうです、「auひかり」です。auひかりは、KDDIの提供している、独自の光回線です。昔話にちなんだキャラクターのCMは、もうお馴染みではないでしょうか。認知度はもちろん、加入者数も数を伸ばし、お客様満足度では、NTTを抑えてNO.1となりました。
それでは、
- フレッツ光とauひかりは何が違うの?
- auのスマホじゃないとauひかりは安くないんじゃないの?
- インターネットを引くならどこが一番いいの?
代表される「フレッツ光」「auひかり」の2社を比較しながら、そんな疑問を解消しつつ、インターネット回線を選択する手助けになればと思いますので、是非ご一読下さい!
目次
「フレッツ光」と「auひかり」徹底比較
早速ですが、比較していきますよ!
細かいところまでみていくとキリがないので、「料金」「速度」など重要そうなところや気になるところを徹底的に比較したいと思います。
auひかり | フレッツ光 | |
料金 | 5,100円 | 6,100円 |
速度 | 1ギガ | 1ギガ |
プロバイダ(ISP) | 7社 | 数十社 |
初期費用 | 800円~ | 18,800円 |
契約期間 | 3年 | 2年 |
スマホ割 | auセット割 | なし |
キャッシュバック | 35,000円 | 5,000円 |
何だか、数字だけみるとauひかりの方が良さそう?ですが、徹底比較!と大きくでたので、ひとつずつ見ていきましょう!
《料金》月々1,000円安い、auひかり
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
auひかり | 5,100円 | 5,000円 | 4,900円 |
フレッツ光 | 6,100円 |
フレッツ光のインターネット料金は「にねん割」という割引を入れると5,000円で済みますが、プロバイダー料金が別途必要になります。プロバイダーにより料金設定に違いがありますが、最もポピュラーな「OCN」を利用した場合、プロバイダー料金が1,100円で、実質かかる費用は6,000円超えになってしまいます。
auひかりでは、別料金の必要ない、プロバイダー料金「込み」の料金設定で分かりやすい。また、新プランの「ずっとギガ得プラン」では、1年に100円ずつ安くなり、3年目以降は5,000円を切るほどの安価。
初年度からも安く使え、長く使えば使うほどauひかりはお得に。フレッツ光はプロバイダーが別契約なので、これ以上値下げすることは現実的に難しそうですね。
《速度》混雑が少ない、auひかり
ひと昔前、フレッツ光200Mの時代に、auひかりは1000Mと約5倍ものスピードを実現しました。しかし、現在ではどちらも最大1Gの速度で、同じといえます。
しかし、フレッツ光回線で密かに問題になっているのが、加入者NO.1ゆえの回線混雑です。フレッツ光回線を使ってインターネットを利用している人が多いので、アクセスの集中する時間帯などにスピードが落ちたり、繋がらないなどのトラブルも起きる場合があります。
ということはつまり、「一番使いたいときに使えない!」ということ。せっかく自宅でゆっくりネットショッピングやオンラインゲームをしようにも、繋がりにくかったり、読み込みが遅かったりするのは、思いのほかストレスになりますよね。
では、auひかりでは混雑はおきないのでしょうか。auひかりは、フレッツ光と比べると提供エリアが狭い分、回線自体にも余裕があり、時間帯などによっての回線混雑が起こりにくいのです。
フレッツ光の回線混雑はプロバイダにもよるのですが、低リスクなのはauひかりと言えるのではないでしょうか。
《ISP》いっぱい選べる、フレッツ光
フレッツ光では、数あるプロバイダーの中から好みのものを選べるのに対し、auひかりは7社の中からしか契約することができません。
auひかりで利用できるプロバイダー
- au one net
- so-net
- BIGLOBE
- @nifty
- @TCOM
- ASAHIネット
- DTI
「OCN」「ぷらら」など、プロバイダーにこだわりがある場合は、フレッツ光がオススメ!というより、フレッツ光しか選択肢がありません。
しかし、auひかりではプロバイダーが限られている分、プロバイダ料金も込みの料金設定で、auひかりの方が安くてお得ではあります。
「メールアドレスをどうしても変えられない」という理由で、プロバイダーを変えられない・・・という方もいるかもしれませんが、実は月200円程度でメールアドレスを残す方法もあります。
《初期費用》工事費は実質無料、auひかり
インターネットを自宅に引き込む際、どうしても光回線の工事が必要になります。
工事といっても、既存のダクトなどを利用するので、カンタンに線を通すだけで、騒音もなく、一時間程度で終わるものです。穴を開けたりなどの大掛かりな工事をするケースはほとんどありません。
工事の内容もですが、やはり「工事費」が一番気になりますよね。その他の登録料なども含めて、初期費用がいくらかかるのか、比較してみましょう。
フレッツ光では初月に登録料800円が発生します。それとは別に、工事費が計18,000円。(初回3,000円+2回目以降月500円の30回払い)
auひかりでも同じく、登録料800円が発生しますが、工事費はキャンペーンで相殺され、実質無料になります。ただし、「インターネットとひかり電話の契約」「30カ月の継続利用」が条件となります。
インターネットを一度契約してしまえば、乗り換えることもそうそうないでしょうから、長く使い続けるのであれば、auひかりの方が初期費用も安くお得と言えそうです。
《契約期間》2年で短い、フレッツ光
携帯電話のようにインターネット回線でも○年契約などの縛りがあります。
フレッツ光は2年間の自動更新となっており、途中解約の場合は9,500円の違約金が発生します。
さらにプロバイダーでも違約金が発生する場合もあり、ほとんどの場合は5,000円程度かかり、合算すると約14,500円ほどの違約金がかかってしまいそうです。
では、auひかりではどうでしょうか。こちらは3年契約となり、途中解約の場合は15,000円の違約金が発生します。
違約金の金額は大差ありませんが、契約期間だけをみると、2年契約のフレッツ光の方が縛りは軽いと言えそうです。
ちなみに・・・auひかりでは、KDDIがフレッツ光の違約金を負担してくれる「乗り換えサポート」があり、14,500円の違約金を払わずに無料で乗り換えることができます。
《スマホ割》auのスマホ利用の方は、auひかり
auのスマートフォンをご利用の方がauひかりを契約した場合、「auスマートバリュー」というサービスが適用され、スマホ代が割引されます。この割引がなかなか大きく、2年間もの間、毎月1,410円割引されます(2年目以降は永年934円の割引)
しかも、スマートバリューの大きなポイントは、この割引が家族全員(最大10人まで)に適用されること。
もし、家族でauのスマホを4台利用している場合、1,410円×4で、合計5,640円の割引が2年間受けられます。ネット料金とほぼ同額で、とても大きい割引ですよね。家族にauスマホ利用者が多ければ多いほど、auひかりはお得です。
しかし、auユーザーのお宅じゃないとお得じゃない、というわけではありません。フレッツ光にしたところで、他社の携帯の割引があるわけではないので、純粋にインターネット料金のみで比較しても、auひかりの方がお得と言えます。
まとめ
以上、フレッツ光とauひかりの徹底比較をまとめると・・・
- 《料金》安いのはauひかり
- 《速度》どちらも1Gですが、混雑しないのはauひかり
- 《ISP》フレッツ光の方が選択肢が多いが別料金。auひかりは無料。
- 《初期費用》auひかりが工事費実質無料で安い
- 《契約期間》フレッツ光の方が2年契約で短い
- 《スマホ割》auひかりならスマートバリュー対応で安い
- 《キャッシュバック》auひかりの方が高額でお得
お得なキャンペーン満載で人気なフレッツ光でしたが、今や過去の話になってしまいました。今では断然、auひかりがオススメです。
どちらかで迷っている方は、ぜひauひかりでネット環境を整えて、より充実したネットライフを実現してみてください!