
auユーザーが光回線を利用する際、スマホと光回線がセットの「セット割」を利用することで、お得にスマホとインターネットを楽しむことができます。そんなauユーザーに嬉しいセット割を用意している光回線「auひかり」ですが、提供エリアがフレッツ光に比べて狭いというのが難点です。
auひかりを使いたいけど、自分の住んでいる地域が対象外のエリアだった場合はどうすれば良いのか?今回はそんな人のために、auユーザーにおすすめの光回線をご紹介します。
目次
国内No.2のシェアを誇るau
国内でもトップクラスのシェアを誇るauが展開する「auひかり」には、auのスマホ・ケータイとのセット割があります。スマホやケータイの利用者の多くがauユーザーだと考えれば、ネットとスマホのセットでお得なauのセット割を利用しない手がありません。
こだわる人は「利用している会社のブランドで統一したい」とも考えるでしょう。そんな人には、auひかり、もしくはauのセット割が利用できる光回線がおすすめです。
一般社団法人 電気通信事業者協会
「国内携帯シェア」
事業者 | 第4四半期契約者数(2019年3月) |
NTTドコモ | 78,452,800 |
au | 55,225,400 |
ソフトバンク | 41,685,600 |
auユーザーがauひかりを使うメリット
auというブランドに特にこだわりがなければ、ネットは自分の環境や目的に合わせて好きなものを選ぶものですが、auユーザーというだけで優待される割引特典があります。それがauのセット割です。
auのセット割には、「auスマートバリュー」「auスマートバリュー mine」「auセット割」の3種類があります。それぞれの違いをご説明しましょう。
auスマートバリュー
割引額 | スマホ携帯の月額料金が2年間最大2,000円割引(3年目以降は永年934円割引) |
適用対象 | 1契約につき10回線まで割引適用 |
適用条件 | スマホ携帯・モバイル端末とau指定の固定通信サービスとの同時契約 |
ちなみに、auひかりで適用できるのはauスマートバリューで、auセット割は適用されません。
auスマートバリュー mine
割引額 | スマホ携帯の月額料金が最大1,000円の永年割引 |
適用対象 | 1契約につき10回線まで割引適用 |
適用条件 | スマホ携帯・モバイル端末とWi-Fiとの同時契約 |
auセット割
割引額 | 光回線の月額料金が最大1,200円割引 |
適用対象 | 契約端末1台に付き1回線までの割引 |
適用条件 | スマホ携帯・モバイル端末と光回線の同時契約 |
auスマートバリューおよびmineは利用端末の月額料金の割引に対し、auセット割は光回線の月額料金の割引です。そしてauセット割はauひかりではなく、auと提携している光回線のみの割引となります。
auスマートバリューとauセット割は条件が少し異なっており、スマートバリューは単純にスマホとネットだけではない、固定通信サービスの契約も必要となります。固定通信サービスについては後述で説明します。
そして、auひかりを使うのであればauセット割はあまり意味がありませんが、auひかりが対象エリア外の場合、次の選択肢として上がるのがauセット割が使える光回線となります。
この2つの割引特典は適用される回線数にも違いがあり、auスマートバリューは家族でau携帯を利用している人数が多ければ多いほど得だというのも特徴的です。
すぐ光子
auスマートバリューとauセット割は別物なんだね♪
家族でauユーザーが多ければauスマートバリューの方がお得ですし、少なかったらauセット割がおすすめです
すぐショップ店員
auひかりが使えるエリアは狭い
そもそもauひかりとは、KDDIがTEPCOひかり時代からの自社運用の光ファイバーと、NTTが敷設して利用していない光ファイバー・通称「ダークファイバー」の2種類の回線を利用している光ファイバー網です。
元々フレッツ光に対抗する形で登場したTEPCOひかりの光ファイバーは、NTTのフレッツ光に大きく水を開けられた形となり、提供エリアでもフレッツ光には譲る展開となっていました。
そのため、提供エリアの数はフレッツ光に及ばず、フレッツ光が利用できるのに、auひかりが利用できないエリアも存在します。そこで、自分の住んでいる地域がauひかりの対象エリアかどうか、調べる方法があります。
auひかりの公式ページで、エリア別にサービスの提供がされているか、検索から確認することができます。47都道府県から一戸建てか集合住宅かの住居タイプまで、対応しているかどうかを調べることができるので、auひかりを申し込む前にこちらで確認しておくと良いでしょう。
auひかりが対象エリア外である理由
NTTのフレッツ光に対し、auひかりは提供されているエリアが狭いという難点があります。その理由には、シェアの他にグループ会社や提携会社との競合を避けているという理由があるからです。前述の対象エリア検索で見ると解りますが、関西~中部エリアだけauひかりの一戸建てタイプが利用不可能なのです。
実は関西エリアと中部エリアはauを展開するKDDIのグループ会社である株式会社ケイ・オプティコムが展開する「eo光」と中部テレコミュニケーション株式会社の「コミュファ光」と関係するのです。eo光は関西を中心に、コミュファ光は中部地方を中心に光回線を展開しており、同じグループ会社同士で競合を避けているからと考えられます。
そのため、この2つの回線が展開するエリアではauひかりは介入せず、利用できない理由があるのです。ただし、一部のマンションなどの集合住宅ではauひかりが利用できる場所もあるので、集合住宅住まいの人は前述のエリア検索で確認しておくと良いでしょう。
対象エリアであっても注意が必要
エリア検索で住居タイプが検索条件に含まれている点に注目しましょう。なぜ、わざわざタイプを分けているのかお気づきでしょうか?実は、auひかりの対象エリアだからと言って、全ての住居タイプに提供されているというわけではないのです。
一戸建て住宅でauひかりが使えても、対応した設備が敷かれていないなどの理由でマンションタイプに対応していないということもあります。
もちろんその逆もあり得る訳で、対象エリア検索をする場合には、自分が住む住居タイプの確認も怠らないようにしておきましょう。
マンションタイプでは対応していないからと言っても、マンションの階層次第では一戸建てタイプで契約申し込みができることもあります。アパートや3階以下の低層マンションなどの場合という条件がありますが、一戸建てタイプで申し込めばauひかりを使える可能性がゼロというわけではありません。ただし、その場合には、住んでいる集合住宅の管理者からauひかりの導入許可を得るなど、auへの申し込みとは別にしておくことがあるので注意しましょう。
エリア確認は必ず行いましょう
すぐショップ店員
auひかりがダメならKDDIグループや提携会社の光回線を選ぶ
自分の住んでいる地域にauひかりが通っておらず、どうしたって利用は無理!となってしまった場合の方法として、auひかりを提供しているKDDIのグループ会社や提携している会社の光回線を利用すると言った手段があります。
auスマートバリューが適用できるインターネット
auのスマホと光回線のセットで月額料金が安くなる割引には、「auスマートバリュー」があります。auスマートバリュー対象のインターネットは以下の通りです。
- auひかり
- ビッグローブ光
- @nifty光
- So-net光プラス
- @TCOMヒカリ
- エディオンネット光
- コミュファ光
- eo光
- ピカラ光
- メガエッグ
- BBIQ
ケーブルテレビに加入している場合、その局が対象となっているのであれば、ケーブルテレビと電話、またはケーブルテレビとネットといった組み合わせでもOKです。
J:COMは中部、四国、北陸以外の全国に展開しているケーブルテレビ局なので、auユーザーでケーブルテレビに加入している人はauスマートバリューに加入しましょう。
JCOM以外でも地方ケーブルテレビにはauスマートバリューが組める局もあります。
すぐ光子
スマートバリューが組めるインターネット回線はいっぱいあるんだね!
auスマートバリューは固定通信サービスの契約が必要
ただし、auスマートバリューを適用させるためには、auスマホと対象となる固定通信サービスを同時に契約することが条件です。
固定通信サービスとは?
- インターネット + 固定電話
- 一部のケーブルテレビ
- auスマートポート(Wi-Fi)
auが指定している上記の固定通信サービスとして対象にしており、ネット回線と電話回線は2つで1つの組み合わせとなります。auスマートバリューはスマホ携帯+固定通信サービスの同時契約が必要で、基本的な組み合わせがスマホとネット+固定電話との組み合わせです。
auスマートバリューかauセット割を選べる回線もある
以下の光回線では、auセット割だけでなくauスマートバリューも選べるため、スマホ端末か光回線か、どちらに割引を適用させるか好きな方を選べるというメリットがあります。
- ビッグローブ光
- アサヒネット光
- So-net光プラス
- DTI光
これらの光回線はNTTからフレッツ光を買い受けた光コラボであるため、使用する光回線はフレッツ光と同じものです。そのため、速度や品質に違いはなく、これまでフレッツ光を利用していた人にとっては違和感なく今まで通り使えるでしょう。
注意点としては、auスマートバリューとauセット割の併用ができないということです。既にどちらか一方を適用している場合、どちらかを終了させて新たに申し込む必要があります。
auスマートバリューとauセット割の併用はできませんのでご注意ください
すぐショップ店員
auのセット割が選べる光回線がおすすめ
auひかりはフレッツ光よりエリアは少ないですが、それはユーザーによる混雑が少ないということでもあるのです。auひかりが遅いという口コミも比較的少なく、品質や速度は決してフレッツ光には劣りません。なにより、auユーザーには嬉しいauのセット割が用意されているというのも大きなポイントです。
しかし、auユーザー全てがauひかりを使えるわけではありません。そういう時は、auスマートバリュー、auセット割を用意しているプロバイダや光回線を選ぶと良いでしょう。auセット割は前述の光コラボに参入している光回線で利用できるというのもメリットと言えます。
auひかりに特にこだわらないauユーザーは、セット割がある光コラボ【ビッグローブ光】を選んでみるのも良いでしょう。
光回線 | 月額料金 | おすすめ申し込みキャンペーン窓口 |
auひかり | 戸建:5,100円 マンション:3,800円 | 最大52,000円キャッシュバック auひかりへの申し込みはコチラから |
おすすめ!エリア外の選択肢 | ||
【全国】ビッグローブ光 おすすめ!auセット割も可 | 戸建:4,980円 マンション:3,980円 | 26,000円キャッシュバック ビッグローブ光への申し込みはコチラから |
【中部】コミュファ光 | 戸建:3,990円~ | 最大30,000円キャッシュバック コミュファ光への申し込みはコチラから |
【中国】メガエッグ | 戸建:4,200円 マンション:3,200円 | 20,000円キャッシュバック メガエッグ光への申し込みはコチラから |
【四国】ピカラ光 | 戸建:4,500円 | 25,000円キャッシュバック ピカラ光への申し込みはコチラから |