
auで人気のサービス・auスマートバリューの適用が開始したSo-net光。
「auスマートバリューってお得なんでしょ?」と、なんとなくSo-net光への
転用を考えているあなた。本当にお得なのかしっかり調べてから乗り換えや転用を
考えてみたほうがいいですよ。
目次
So-net光ってどんなもの?
So-net光とはソニーの子会社であるインターネットプロバイダのSo-netがプロバイダと
光回線をまとめて提供する光コラボレーションによるインターネットサービスのこと。
サービス提供には従来からあるNTT東西のフレッツ光回線を使いますが、
自身がプロバイダなので月額料金などが安くなります。
光コラボは回線事業者とプロバイダ事業者の契約を一本化できるので、
単純にフレッツ光に加入するよりもお得なことが多いのです。
なお、auひかりはフレッツ光回線ではなくau独自の光回線を使用していて、
光コラボとは違います。
転用ってどういうこと?
転用とは、フレッツ光からしか行うことができないサービスで、フレッツ光から
光コラボ業者(ここではSo-net光)へ契約を変更することを言います。
すでにフレッツ光を利用している人が対象であり、光コラボ業者へ契約を変更した後も
フレッツ光回線を使用するため、基本的に新たな回線工事などの必要もなく工事費用も
かかりません。
So-net光×auスマートバリューでお得に!
So-net光では2017年9月でauセット割りが終了し、auスマートバリューの適用が
開始されました。
これまでのauセット割は月に最大1,200円の割引でしたが、auスマートバリューの適用で
月に最大2,000円が家族の分まで割引になります。
これはauユーザーにとっては本当に嬉しいことですよね。
auスマートバリューのおさらい
auスマートバリューとは、「auスマホ・携帯・タブレット+対象の固定通信サービスorWi-Fiルーター」をセットで契約するとauスマホ・携帯の毎月の利用料が割引される
サービスのこと。最大で2,000円が月額料金から割引されるうえにauユーザーの
家族みんなにも適用されるのでauのサービスとしてとても人気があります。
話題の旬な俳優さんが出演いているCMでもおなじみですよね。
So-net光×auスマートバリュー適用条件
- auスマホ・LTEタブレット・携帯のいずれかを利用していること
- オプションの光電話(月額500円)を利用すること
- So-net光を契約していること
- auスマホ等で指定の料金プランやデータ定額サービスに加入していること
条件のうちのオプションの光コラボ電話の月額料金は500円です。
そのため、光コラボ電話を契約したくない人はauスマートバリューに向いてないでしょう。
しかし、auスマートバリューならauを使っている家族みんなの分が割引かれるので、
光コラボ電話の料金500円/月がかかったとしてもトータルで見れば割安です。
〈auスマートバリュー適用対象プラン〉
適用対象プラン | 月割引額 | |
---|---|---|
au | ・データ定額10/13 ・データ定額10(V)/13(V)/10(VK)/13(VK) | 最大2年間 2,000円/月 3年目以降934円/月 |
・データ定額5/8 ・データ定額5(V)/8(V)/(VK)/8(VK) ・LTEフラット・LTEフラット(V) ・ISフラット・プランF(IS)シンプル | 最大2年間 1,410円/月 3年目以降934円/月 | |
・データ定額2/3 ・データ定額2(V)/3(V)/2(VK)/3(VK) ・ジュニアスマートフォンプラン ・シニアプラン・シニアプラン(V) ・LTEフラットcp(1GB) | 934円/月 | |
au 4GLTE タブレット | ・LTEフラットfor Tab/Tab(i)/Tab(L) ・LTEフラット for DATA(m) | 最大2年間 1,410円/月 3年目以降934円/月 |
・LTEダブル定額 for Tab/Tab(i) (「ゼロスタート定額」) | 1,000円/月 | |
au 3G ケータイ | ・カケホ (電話カケ放題プラン/ ケータイ・データ付) | 934円/月 |
auひかりとSo-net光を比較!
auひかりに乗り換えるのとSo-net光へ転用した場合、実際のところ料金はどうなるのか
以下の表で比較してみました。
So-net光へ転用 | auひかり | |||||
月 額 料 金 | 戸 建 て | 長割 | 1~30カ月目 | 4,800円 | auずっと ギガ得プラン | 2年間 5,200円 |
31カ月目以降 | 5,200円 | auずっと ギガ得プラン | 1年目 5,100円 | |||
2年目 5,200円 | ||||||
3年目以降 4,900円 | ||||||
マ ン シ ョ ン | 長割 for 光 コ ラ ボ レ | シ ョ ン | 1~30カ月目 | 4,000円 | 3,400円~5,100円 | ||
31カ月~60カ月 | 3,000円 | |||||
61カ月目以降 | 4,100円 | |||||
特典 など | ひかり電話を同時申し込みで 3,000円キャッシュバック | 35,000~50,000円 キャッシュバック | ||||
転用のため工事費発生なし | 工事費実質無料※ | |||||
使用回線 | フレッツ光回線 | au独自回線 |
★ auスマートバリューを適用する場合は必須条件の光電話利用料500円をプラスしてください。
※ auひかりの工事費実質無料サービスを受けるにはオプションのauひかり電話への加入が
必要となります。
So-net光に転用するメリット
・フレッツ光回線をそのまま使えるから工事なしでOK
・30ヶ月継続で適用されるSo-net光 長割で料金が安い
・auユーザーならお得なauスマートバリューの適用可能
So-net光の落とし穴
先ほどauひかりと比較した表を見てみれば、長割を適用した場合は契約縛りの期間内で
あれば月額料金が安いことが分かりましたね。でもちょっと待ってください。
いいことばかりではないんです。
長割 for 光コラボレーション(30ヶ月の契約期間)ありの場合
So-net光の長割 for 光コラボレーションのプランは割引が良く月額料金が安くなります。
しかし、長割 for 光コラボレーションは30ヶ月ごとの自動更新となっており、
30ヶ月経過後の翌月1ヶ月間(更新月)以外での解約は解約違約金7,500円が発生します。
なお、ここでは転用した場合で考えているので工事費は発生していないため
工事費の残債などは発生しません。
契約期間のないプランの場合
契約期間のないプランはいつでも無料で解約できるのがメリットと言われていますが、
そもそも契約期間のないプランは契約期間のあるプランに比べると基本料金が500円高く
なってしまいます。契約解除料7,500円を支払わなくていいのは嬉しいけど、
契約期間ありの場合に比べると月々500円基本料金が高くなるわけなので、
15ヶ月以上利用したら解除料を払っているのと変わらなくなります。
これではSo-net光に転用する意味があまりなくなってしまいますね。
auひかりにはauスタートサポートプラスがある!
なんとなくNTTで有名だからとフレッツ光を契約した人もいるのではないでしょうか。
そのままにしておくなんて本当にもったいない!
インターネットを取り巻く環境は年々進化し、お得なサービスも色々と登場しています。
なかでも、auひかりのauスタートサポートプラスというサービスはかなりお得です。
もし、auひかりエリア内でフレッツ光を契約している場合、わざわざ光コラボでSo-net光に
するよりも独自回線で速度が安定していると言われるauひかりのほうが断然おすすめです。
So-net光への転用で工事費がかからない方が得だと思うかもしれませんが、前述のauひかりの
auスタートサポートプラスは、フレッツ光などの他社からの乗り換えには
手厚いサポートをしてくれる素敵なサービスだからです。
乗り換えを検討している人には是非、転用と比較してみてほしいものです。
ここでauひかりのメリットをおさらいしましょう!
- 料金がお得:プランなどにもよるがキャッシュバックも含めるとお得
- 高品質回線:光コラボのフレッツ光回線より、独自回線のauひかりの方が快適
- 特典あり:キャッシュバックやauひかりの公式キャンペーンはお得
- auスタートサポートプラス:他社回線の解約の違約金をauが負担してくれる等
So-net光以外の光コラボは?
実は、auスマートバリューが適用できる光コラボはSo-net光だけではないのです。
同じく2017年9月よりビッグローブ光でもauスマートバリューの適用がスタートしています。
詳しくは以下にまとめてありますので、So-net光と比較してみてください!
まとめ
こうしてみるとauひかりのエリア内は断然auひかりがお得ですね。
しかし、auひかりが未対応エリアの場合には、So-net光も選択肢の一つに入れてみても
いいかもしれませんね。
個人的にはauひかりエリア外ならキャッシュバックなどの特典が良い、きちんとした代理店のあるビッグローブ光がおすすめですよ!