
携帯キャリアの乗り換えや引越し。
それらにともなってインターネットの解約という作業もしなくてはなりませんね。
auひかりを解約するとき、どのような手順が必要で、費用はどのくらいかかるのか・・・って解約にお金がかかるの!?
今回はauひかりの解約手続きについて、お金がかからない方法をわかりやすく解説いたします。
目次
auひかり・解約の手順
1.プロバイダへ連絡
何はともあれまずはauひかりの解約方法を知りましょう!
といっても手順自体はカンタン。まずは契約プロバイダに解約の電話を入れるだけです。
auひかりの場合、申込み時にau one net、BIGLOBE、DTI、So-net、@nifty、@T COM、ASAHIネットの7つのプロバイダのうちのどれかに加入しています。その加入先に解約の連絡を入れるという事です。
(auひかりに直接電話したとしても、結局プロバイダに誘導される形になるので余計に時間がかかる場合があります。)
ただしこのうちau one net に加入している場合はauひかりへ直接電話すればOKです。(auひかり本部と連携したプロバイダです)
連絡するときに必要な情報は
・プロバイダID(メールアドレス)
・パスワード
の2つです。申込時の書類や請求書に記載されているので、あらかじめ確認しておきましょう。
2.機器を返却する
※KDDI公式より引用
auひかりを使用するときは、上記のようなホームゲートウェイという機器をレンタルしておうちで接続しています。(レンタル料月額500円)ネットを繋ぎ、家の中でWiFiを繋ぐことのできる機器です。
解約時はこの機器を返却します。(写真と異なる形状の場合もあります。)
またひかりTVを利用していた場合のセットトップボックスなどの返却も忘れずに。
3.回線の撤去工事は必要なのか
2018年3月より、auひかりホームタイプは解約後の回線撤去が義務化されました。
解約後、残った回線はどうするのかというと、放置で大丈夫です。
auひかりでは撤去工事を10,000円で引き受けていますが、解約後の撤去義務はありません。
▼以下の記事で解説しています▼
ただし、マンションなどの集合住宅に住んでいる場合、管理者との取り決めでネット回線等は撤去しなければならない場合があるので、その部分は管理者に問い合わせましょう。
違約金・契約解除料金
さて解約の手順は電話→機器返却という事が分かりましたが、気になるのは解約の時に発生する費用、契約解除料ですね。
auひかりホーム
まずは戸建てタイプのプランの違約金ですが、
ギガ得プラン(2年契約) | 9,500円 |
ずっとギガ得プラン(3年契約) | 15,000円 |
このように費用が発生してきます。
違約金が発生するのは、契約更新期間以外の日付で解約した場合。
auひかりの場合は、この期間が2年に1度ないし3年に1度、2カ月間設けられています。
ギガ得プラン(2年契約)の契約更新月
ずっとギガ得プラン(3年契約)の契約更新月
※KDDI公式より
・・・とこのような感じです。
要は2年契約なら2年経過以内に、3年契約なら3年経過以内にauひかりを解約した場合に違約金が発生してしまうのです。解約をしない場合はそのまま契約の自動更新がされます。
auひかりマンション
さてauひかりのマンションタイプでは解約金はどうなっているのかといえば、
auひかりマンション お得プランA(2年契約) | 7,000円 |
マンションプランであるお得プランAの解除料金が上記のようになっています。
ただしマンションでの契約に関してはその建物ごとの仕様(マンションごとに配線方式が違います)によって契約プランが変わってくるため一概に言えません。
そしてこのプランも2年契約です。したがって、ホームタイプの”ギガ得プラン(2年)”と更新のサイクルは同じ。2年経過するごとに契約更新月が訪れ、解約をしないのであれば自動更新されます。
工事費の残債分
さて、場合によっては契約解除料以外にも費用が発生します。
もしあなたが開通後30カ月以内にauひかりを解約するのであれば、工事費の未払い分も一括で支払わなければならなくなります。
auひかり開通時に、「初期費用相当額割引キャンペーン」というものがあったことを覚えていますか?
auひかり初期費用(工事費) | 37,500円 |
初期費用相当額割引 | 1,250円×30ヶ月間 =総額37,500円の割引でチャラ |
かかった初期費用(工事費)分の割引を毎月の料金にかけてくれるサービスなのですが、30カ月未満で解約してしまった場合は割引で相殺しきれなかった残債分は一括で支払うことになります。
例えば開通から1年で解約してしまう場合、支払うことになるのは残りの1,250×18ヶ月分で22,500円ですね。
違約金をタダにしよう!
乗り換え先の違約金負担サービスを活用しよう
さて光回線の解約には割と高額な違約金がかかってしまいます。
解約する、と決まった時、一番の理想は契約更新期間にスパッと解約してしまうこと。
違約金を文字通りタダにするにはそれしかありません。
ですがそんな風に都合よくいかない方も多くいるのではないかと思います。
そこで、”実質の負担を0円にする!”ことは可能です!
やむを得ない解約などで、契約解除料を支払うことになってしまう場合におすすめの方法が、乗り換え先の違約金負担サービスを活用する、というものです。
今回は乗り換え違約金を還元してくれる光回線としておすすめのソフトバンク光を紹介します。
ソフトバンク光の”あんしん乗り換えキャンペーン”
※ソフトバンク公式
かなりインパクトのあるキャンペーンキャッチコピーですが、Softbankではソフトバンク光、ソフトバンクAirへ乗り換えた人を対象に、乗り換え違約金を最大10万円まで還元する、というキャンペーンを実施しています。
キャンペーン概要
新たにSoftBank 光/SoftBank Airにお申し込みいただいた方に、インターネット乗り換え時の他社への違約金・撤去工事費を満額還元いたします。
キャッシュバックの対象となるのは
解約時に発生した違約金
回線の撤去工事費
なので、10,000円かかるauひかりの撤去工事費もソフトバンクで還元してもらえます!
以下、ソフトバンク公式が提示する申請の流れです。
キャンペーンへのエントリー手順は複数のステップがあるので少々注意。まずソフトバンク光へ申込み、その後auひかり解約証明等の書類を送るかたちになります。
ソフトバンク光あんしん乗換キャンペーンについての詳細記事はこちら▼
工事費無料回線なら初期負担が軽く
ソフトバンク光では新規加入者を対象としたキャンペーンがさらにあります。
※ソフトバンク公式
概要:初期負担である工事費相当のキャッシュバックor割引が受けられる!
※画像下部の、”違約金全額キャッシュバック”というのはさきほどの『あんしん乗り換えキャンペーン』のことを指しています。
auひかりのように、開通工事費相当を還元してくれるサービスです。しかしながらソフトバンク光に関しては「普通為替での還元」という方法も選べるので、auひかりよりも親切かもしれませんね。
光回線の開通工事費は馬鹿になりませんので、このような初期負担を軽くしてくれるネット回線を選びましょう。
代理店キャッシュバックで乗り換え費用も怖くない
乗り換え先に違約金還元をしてくれるネット回線を選ぶ、ということを一つの方法としてご紹介しましたが、さらに乗り換え時の負担を楽にしてくれる手段としては、代理店申込みを利用することです。

新規申込みで33,000円の高額キャッシュバックが現金でもらえてしまうので、乗り換え費用にあてることが出来ますね。
さらにフレッツ光からの転用申込みでも15,000円と結構高額のキャッシュバックがもらえます!
まとめ
auひかり解約は
・更新期間2カ月間の間に解約すれば解除料金はかからない!
・更新期間にタイミングが合わない場合は乗り換え先に違約金負担ありの光回線を選ぶ!
・さらに代理店キャッシュバックで乗り換え費用の負担を軽くする!
ことが違約金を回避するポイントです!